心学「苦楽」

 

苦楽は一対である。

 

それは蝶や鳥の羽根や翼を同じで、

 

双方がなければ飛ぶことはできない。

 

人間も同様に苦楽があってこそ、

 

人生の道をまっすぐに歩むことができる。

 

それを楽は良いが苦は避ける人間は、

 

天地自然の道理に逆らうことになる。

 

苦もあれば楽もありの人生、

 

双方を楽しむ心の修養を心掛け、

 

自分自身から逃げない自分の心を創ろう。

 

また、人を導く時も自分の経験から教え、

 

苦楽こそが人生の妙薬であることを伝え、

 

自分から逃げない自分創りを共に目指す。

 

艱難辛苦もさらに心の栄養化となる。