心学「本番と練習」
本番と練習、練習は上手く行っても、本番で失敗する。
心身共に熟していない時に起きる。
特に自分へ対しての期待感や不安などが原因となって、
身体が思うように動かない時が多い。
肉体的訓練は必要であるが、
精神的な訓練は更に必要である。
平常心とは心の訓練で他人から期待、
自分自身への期待など心に浮かばないようにする。
それでも浮いて来るのが人間。
心身共に訓練すれば本番でも力むことはない。
心に力が不足し、それを補う為に力んでも、
虚実の力である為に成果は上がらない。
初めから自分の力は六分七分くらいに思えば良い。
何事も控えめにすれば、失敗も軽減される。