心学「土台」
人生や人格の土台は初めからあるわけではない。
自分の心が積み上げて来たものである。
その土台の造り方によって、
その上に建てる人生と人格が異なる。
植物の根と同じで、太い根には太い幹や枝が盛える。
しっかりした土台にはしっかりした人生や人格ができる。
一朝一夕では成し得ないのが、人生や人格。
日々、心で思うことが下積みや上積みになって、
自分が目指す土台ができる。
もし、目指す人生や人格が崇高ならば、
それだけの土台を要する。
中には心が荒んで自分の土台を削る人間もいる。
最期まで続く人生と人格の土台、
日々、心で想うことが土台の高低や資質を決める。