心学「批判」
人を批判するならば、
まずは自分自身がそれを行い、
到達してこそ、真実のことが言える。
自分がせずして、人を批判するのは、
ただの愚痴にしか過ぎず、
言葉に何も栄養はない。
心で思っても自分が為していなければ、
言葉を慎み、余計な言動を避けるべき。
口軽い批判は批判される人間より、
批判した人間の方が不徳に思われる。
その立場に合った言葉なら良いが、
その立場でない人間が言葉にするならば、
内容に重みを含み、価値あるようにする。
言葉は自分や他人の心に深く影響し残る。