心学「程々」 

 

程々の「ほど」は許される範囲や距離、

 

またはちょうど良い間合いを意味する。

 

程々とは「適度の間合い」を取ること。

 

行き過ぎも、足りな過ぎも良くない。

 

何事も過ぎないその中間が良い。

 

自分自身の言動を省みて、その間合いを計ってみる。

 

どちらかに傾き、過ぎていないかを観る力は、

 

自分を含め人間関係に摩擦を生じ難い。

 

心の平均こそが徳の基本「中庸」である。

 

細い平均台を渡るには手を横に広げた方が歩き易い。

 

人生は常に細い平均台のようなもの。

 

常に心の平均を取り、人生を不安なく歩きたい。

 

如何なる挑戦をしても良いが、

 

何事も程々の言動をしつつ、道に逸れない自分を創ろう。