心学「省みる」

 

過去の人生を省みて、自分自身の人生を栄養にします。失敗や苦い経験を得たものは、失った大事な過去は何か、若気の至りと云われる間違いは、しばし自分と向き合って自分と語り合うことも必要です。

 

出来そうで出来ない「自分自身との対話」。しかし、この自分自身との対話に由って人生と人格が創られます。人に求めるのではなく、自分の心に求める時間と勇気の修養。

 

これからの人生もすべて自分自身との対話に由ります。天変地異以外は心で創られる人格と人生。幸不幸、成功失敗は繰り返し自分に訪れて来ます。

 

その度に心の栄養素となるものを探し求めなければなりません。同じ経験でも「自省」があれば、無駄な過去はなくなります。

 

ただ、この自省を記憶にするのではなく、「心を書く」を習慣化にすれば、より自分自身との対話が効率良く上がり、いつでも過去の自分と対話が出来ます。

 

「心を書く」ことは自分の過去を無駄にしないことになります。記憶は心の奥深くに沈み込むこともあり、流れ消えゆくこともあります。