心学「欠点」

 

人間、誰しも欠点は完璧な人間はいません。自分の欠点を見ずに、他人の欠点ばかり見る人は、他人の言動が気になり、出来るだけ欠点を見出しては、自分自身を優位にしたがります。

 

本来、自分の欠点は自分自身が省みて、改善しようとする。また、他人が欠点を助言し、気づきを与えてくれる。

 

しかし、自分を直さない人間は他人からの助言を嫌う。自分自身で欠点をごまかしているので、それを指摘されることを嫌い、相手を非難までします。

 

もし、このような人間を見たら、見下すことなく、仁の心を以って、自分自身を省みて、同じような言動を取っていないかを観ることです。

 

他人の言動は自分自身への助言であり、忠言でもあります。世の中に悪い人はおりません。ただ、それぞれに「自分なりに生きている」だけです。

 

自分自身が成長する為に、その人たちの存在はあるのです。