心学「修養」

 

自分の心身を養い、健康である為に多くのことを修める。身体を強化すること、心を強化すること。その為に運動と学問がある。

 

日々、心身の修養によって、心身は多くの困難を乗り越えられるようになり、悩みや不安が軽減される。

 

しかし、修養を心掛けない人間はいつも心が不安定で、悩みが絶えない。修養に励んでいる人間に悩みが少ないわけではない。

 

同じように悩みはあるが、それに対応する心が出来上がっているので、乗り越えられる。

 

日々、小さいことが修養の実践であり、その積み重ねによって、心が成長する。

 

修養で最も大事なことは自分自身の継続力である。その力を生むのも自分自身の心であり。自分への問い掛けである。

 

自分との対話を尊重すれば、人格を高めることはできる。自分を尊重する人間は、自分の人生を大事にする。自分を大事にできる人間は修養によって、他人も大事にできる。

 

人を重んじ、自分を重んじ、社会を重んじる人間は多くの人から尊重され、重んじられる。