心学「時空」
幼い頃に考えた「時間の始まり」や「宇宙の始まり」は何か。しかし、人間の叡智を以ってもこの問題を解決することは不可能である。
時間の始まりはあり得ない。始まりがあることは出発点があり、その以前の時間帯も存在することになる。
宇宙の始まりも「黒穴空間」が超爆発、膨張していると云うが以前の空間が存在することになる。時空の解明はあくまでも現代科学では仮説の状態。
しかし、時空の存在は解明できなくとも、今、自分自身が居ることは間違いのない存在である。自分が考え、自分が思い、その結果「今の自分自身」がある。
気がつけば自分自身が自分であったことを知り、その自分自身の心にある思いが自分の人生と人格を創って来た。
自分がこの世から消え去れば全ては終わる。今、生きている間に「自分が願う」生き方を目指し、悔いのない人生を創る。自分には始めもあれば終わりもある。終わってからどうなるかは誰もわからない。
人生、善悪の生き方は自由だが、最期を迎え、人生を振り返り、悔いが残るような生き方はしたくないはず。
その為にも日々の修養を行い、自分自身をもっと大事に育てよう。