仁学「天罰」

 

天罰と云う言葉を耳にすることはよくある。人が裁く罰ではなく、天が罰することではあるが、多くの人は天の存在を信じない。

 

天は宗教を超えた存在である。太陽や地球を否定する人間はいない、その太陽や地球、そして宇宙を創った存在が「天」である。

 

この存在は人間の叡智でも解明や証明できないくらいに奥深い。しかし、時空の存在、宇宙の存在、自分の存在は間違いのない事実である。

 

天罰は人間として「為すべきことを成す」ことから反した行為に関して、天はそれを元に戻そうする。天は生きとし生けるもの全てを慈しみ、愛している。

 

心身の病、不幸、失敗などで心が疲れた時に、元気を取り戻す作用が働く。それを自然治癒力と云う。

 

この自然治癒力さえ科学では真の解明はしていない。天罰は自然治癒力が最大限になった状態である。天罰も天が持つ仁愛であり天の仁徳でもある。

 

全ての人にその恩恵は行き届く。