心学「心を打たれ強くする 風雨」
自分自身が厳しい環境にいる時、
同じように耐えている人間もいる。
同じように考え、悩み、苦しみ、道を探している。
誰しも経験する辛苦の道。
人によっては辛苦を心の糧に変えてしまう。
また、辛苦を引きずって悩み続ける人もいる。
心学は人生を植物の生態系に例えることが多い。
風雨に耐え、成長する植物、逃げることの出来ない生態系、
愚痴や文句を言わず、ひたすら耐えて生き抜いている。
人間にも同じように「根の力」がある。
厳しい環境は「人生の風雨」と思うくらいの心を持ち、
人生を大らかに生きたいものである。
今の厳しい環境は未来の安楽につながるとまずは信じ、
人生の坂道を登っていると思い、眺めを楽しもう。