心学「仁徳の心」  

 

仁徳高き人間は他人の過失や失敗を言わない。

 

仁徳に欠ける人間は他人の過失や失敗を口にする。

 

人を観る時、言葉にその人間の心質が観える。

 

言葉は心にあり、その人間そのものである。

 

巧言しても、その中身が薄ければ、やがて消える。

 

心に仁徳ある言葉は聞けば、自分の心へ栄養となる。

 

話上手やおしゃべりと仁徳は比例しない。

 

巧言でなくとも、その人間の行動を観ればわかる。

 

人間、誰しも悪の心質を持ち合わせる。

 

ただし、その悪言を口にするか否かは、

 

その人間の仁徳に因る。

 

他人はいつも観ている、聴いている「あなたの仁徳」を。

 

口数を減らし余計な一言は避けて、

 

自分自身の仁徳を高め、人に嫌な思いをさせないこと。