心学「無理」

 

人生、無理はしない。人生の道で「真理が無い」と分かれば歩く人はいなくなる。そこに「真理」が無いということは、虚実の道に真実は成り得ない。

 

虚の道は嘘の道、偽の道、歩けば支障を来すことになる。

 

この「真理が無い」ことを「無理」と云う。無理はいくら押し通しても、そこに真理は無い。何事も無理しない。

 

無理に頑張るよりも、無理しない方法を考えること。無理の畑には無理の花しか咲かない。実った果実は「虚実」になる。

 

人間、無理したい気持ちは起きるが、その時にこそ間を取り、一旦自分自身を省みて、そこに無理が生じていないかを見極め、無理な道を歩まない。

 

無理の畑に成功の花は咲き難い。もし、咲いても続きはしない。実るのは虚実のみ。

 

無理な方法を考えるより、無理をしない遠回りの道を考える。無理に近道は多いが、危険も伴う。人生、まずは自分自身の力量を観て、安全な遠回りの道を確実に歩む。

 

虚実と確実では天地の差がある。仕事でも健康面でも無理は禁物。自分が大丈夫と思っても、他人が無理と言えば、それに従う方が無難である。

 

素直な心が一番で無理がない。