和の国事務所にしばらく大きめの「蠅」(ハエ)が居た。

 

別に気にせず、ハエも生きる為に必死だろうと放置していた。

 

しかし、いつの間にか消えている。

 

うるさいと思っていたが、それもやがては消えた。

 

まさに人生の煩悩や執着と同じ、気にしなければ、やがて消える。

 

うるさいは「煩い」とも「五月蝿い」とも書く。

 

和暦ではまだ五月、まさに「五月蝿い」、五月の蝿である。

 

蠅から学ぶことができた「やがては消える」ことを。