心学「好悪」
人間、誰しも好悪の感情を持つ。
持つのは当たり前である。
しかし、人は互いに観ている自分の感情を。
好悪の感情、好きな相手と嫌いな相手。
好きな相手は貶すことはないが、
嫌いな人間は批判し悪口を言う。
人間としての人徳は「心に起きた感情」を、
出すか否かである。
人間、誰しも口にしたい感情はあるが、
その口に出したことで最も悪く思われるのが、
自分自身であることに気がついて欲しい。
他人の悪口を言えば、気持ちは良いかもしれないが、
その自分が次の悪口の対象になり、
いつかそれが自分自身に聞こえ、嫌な思いをすることになる。
*仁徳学問所 自分自身の仁徳を省みる