新札記念 渋沢栄一公「論語と算盤」成功の秘訣は仁義道徳

この度、一万円新札の肖像に日本近代経営の父「渋沢栄一」公が選ばれました。明治から昭和にかけて500社の企業を立ち上げ経営することに関わった偉人です。公の基本思想は儒学「四書五経」にあります。その中でも論語を中心に経営論を述べた「論語と算盤」は企業経営者やそれに準ずる人たちの実用的教訓本になっております。

論語とは何か、四書五経とは何か、儒学とは何か、企業家として「知るべき事は知る」の講座です。企業経営者に限らず、自分自身の仕事を伸ばしたいと願う方にも必聴の講座です。

心学者・儒学者である「円 純庵」が説く論語を是非お聞き下さい。
今、なぜ「論語と算盤」なのか? 仁義道徳の経営と人間関係とは? 

日本の歴史で名を残した聖賢偉人「聖徳太子」「菅原道真」「武田信玄」「徳川家康」「上杉鷹山」「二宮尊徳」「西郷隆盛」たちは論語を始め四書五経は必読でした。渋沢栄一公が言うように「論語は万人共通の実用的教訓」の書です。

この機会に少しでも論語に触れてみませんか! 人生の機転になることでしょう。四書五経は武士道や商人道の基本であり、青少年の教育書籍でもありました。第一回講座は「処世と信条」「立志と学問」「常識と習慣」「仁義を富貴」で引用された論語を交えて解説致します。

「論語と算盤」その1

富の根源は仁義道徳。正しい道理の富でなければ、その富は完全に永続することはできない。

人間は天命に従い行動しなければならない。無理な真似や不自然な言動をすれば、必ず悪い結果を身の上に受けねばならない

論語には己を修め人に交わる日常の教えが説いてある。論語は最も欠点の少ない教訓である。

真正の利殖は仁義道徳に基づかなければ、決して永続するものではない。

富の度を増せば増すほど、社会の助力を受けている訳だから、この恩恵に酬いるに、救済事業を以ってするがごときは、むしろ当然の義務で、できる限り社会のために助力しなければならぬ筈と思う。

我々の職分として、極力仁義道徳によって利用厚生の道を進めて行くという方針を取り、義理合一の信念を確立するように勉めなくてはならぬ。

6月1日 土曜日 午後2時〜4時 

受講料(税込) 会員 3,456円 一般 3,780円
設備費(税込) 108円

会場 朝日カルチャーセンター北九州教室

〒802-0077 北九州市小倉北区馬借1丁目3-9 クエスト第2ビル2・3階
ブックセンタークエストの隣です。

お申し込みは下記の朝日カルチャーセンターまで
https://www.asahiculture.jp/course/kitakyushu/f0b9f23a-32f5-425d-3399-5ca9573838a6