心学「金銭の使い方」
商いや経営の上手な人は、人一倍苦労をしている。
苦労の還元が自分の収入となる。
高額所得者は羨ましい存在でもある。
高収入を得、それを如何に使うのか、それは個人の自由。
中には豪邸や高級車、高級衣装や高級料理に使う人もいる。
また、その金額を慈善団体に寄付する人、
多額の金額で書物を購入、教育施設に寄付する人。
それぞれ何に使うのかは自由だが、
その金銭が自分の手から離れ、
多くの人々に役立つことは素晴らしい。
特に医療や教育に金銭を施せる人間は高徳である。
でも、これは高額でなくとも、豪邸や高級車がなくとも、
わずかな金額でも施せる徳行でもある。
収入の一部を世の中の為に回せる知恵を付けたいものである。
*仁徳学問所 金銭は活かす修養