心学「仁徳」
仁と徳、難しく考えれば難しい。
なぜに難しいか、それはそのこと仁徳を学ぶ機会がないからである。
幼き頃より仁徳とは何かを実践を踏まえて、
分かり易いように教えたら難しさの初歩は消える。
しかし、周囲の教える人間が仁徳を知らなければならない。
仁は「思いやり」、徳は「人として為すべきことを成すこと」、
「恕じょ(己が欲せざるところを人に施すなかれ)」などを学ぶこと。
教育とは「人間として学ぶこと」を教える仕組み。
確かに進学や就職の為に教育があるかもしれない。
学に礼がなければ徳の道にあらず。
かつての武士道や商道の基本でもあった。
徳から始まり「仁義礼智信」が日本精神の基本。
難しいと敬遠せず、徐々に実践していきたい。
思いやりの心、自分が為すことを成していこう。
*心学道場「恕庵」「仁・義・礼・智・信」こそ日本の心