心学「家庭教育」 

家庭教育で必要なことは親はじめ家族の学問です。

学問とは学歴や学識ではなく「自分を磨く学び」のこと。

自分を磨くとは「自らの修養修徳」です。

人の悪口を言わない、愚痴も言わない、妬み、僻み、

怨み、辛みなどを出来るだけ言わないことです。

人間、誰しも言いたくはなります。

それも当然のことですが、

その心に起きた感情を考えもせず、身内に振りまき、

当たり散らすのは避けるべきです。

それらの感情を抑えてくれるのが学問の修徳。

修徳とは「仁・義・礼・智・信」を修めること。

「仁」は人を労わり、思いやり、慈しみの心。

「義」は人間として為すべきことや人の約束を守る心。

「礼」は先祖や身内、知人、友人、他人から受けた恩義に対する感謝。

「智」は自分の観る力、自分の過去現在未来を予測し、知足を学ぶこと。

「信」は自分の言動が他人から認められ、社会や人間関係で役立つこと。

これを教えるのが教育であり学問です。

まずは親がこの「仁・義・礼・智・信」を修徳し、

家族から尊敬される人間を目指すことが肝要。

家庭の教育が不足するのは、この「仁・義・礼・智・信」に不足があり、

親自身の自己教育が出来ていないからです。

それでも難しいのは家庭教育。

学校だけに任せることなく、まずは家庭教育を心掛けましょう。

 

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1月13日の目次

今日の学問より  「人を観る」 相手の心が持つ器量を観る
心を書く     「濃淡」   もうとまだの心とは
自分を観る    「初めの力」 放置すれば萎れていく