お気に入り漫画ランキング~美麗画編~ | 温羅煙乃呟~ウラエンノツブヤキ~

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~艶乃呟~のウラブログです。
超個人的な好みの話とか、記録とかとか。
ちなみに、温羅(うら)は、鬼の名前らしいです。

唐突にお気に入りの漫画をご紹介。

 

ランキングにする必要もないんだけど、なんとなく、自分の中でのそういう整理をしておけば、実際に本棚整理する際に役に立つかなと。

本って捨てられなくて。

売りに行くのも悲しい気持ちになるしねぇ。

 

で、初めは美麗画編。

・本屋さんで、表紙を見かけて思わず手にとってそのままレジへ行った作品。

・雑誌で読んでいて、ずっと自分の手元に置いておきたいと思った作品。

・とにかくその絵師さんの絵が好きという作品。

などなど。

 

 

10位

昔の話 (Fx COMICS) 昔の話 (Fx COMICS)
1,028円
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★タイトル:昔の話

★作:藤原薫

★美麗度:☆☆☆

★ストーリー:☆☆☆★

★内容:ダーク ファンタジー?

★完結:短編集1巻

絵とストーリーの好き嫌いははっきり分かれそうだけど、このなんとも暗い重い話達が好き。

生きてると、そういう表に出さないけれど色々あるよねっていうアレコレとか。

救いがある話も、ない話もあります。

美麗というか、私の好みなんだけども、だいたい同じ世代の人物が描かれている事が多いので、もっとじいさんとか見たい。

目力。視線は本当に多くを語る。

擬人化というものに最初に触れた人かもしれない(この本じゃないけど)。

 

 

 

9位

 

★タイトル:ヒカルの碁

★作画:小畑 健(原作:ほった ゆみ)

★美麗度:☆☆☆☆

★ストーリー:☆☆☆

★内容:少年の成長物語…?

★完結:全23巻

いわゆる、フツーの小学生が、天才囲碁棋士(藤原佐為)の霊に取りつかれて(笑)、囲碁の世界に最初は巻き込まれて、そしてハマっていきながら、人と関わって成長していく…という話。

囲碁っていう割と地味なマインドスポーツという題材だけれど、囲碁の持つ空気、静寂、集中力なんかすら、見事にコマに落とされてる。

「あやつり左近」で小畑健さんの絵にハマって、勿論デスノート、バクマンも読んだけど、あの、碁石を盤上に置くコマは未だに印象に残ってて。

あと、佐為が好みというのが一番のあれです。へへ。

私は囲碁の事は全然わからないけど、それでも読んでて楽しい。ちょっと長いけどね。

 

※因みに「人形(からくり)草紙あやつり左近」は全4巻とお気軽に読めるのでおススメ。

推理物です↓

 

 

 

8位

 

★タイトル:週刊少年ガール

★作:中村ゆうひ

★美麗度:☆☆☆

★ストーリー:☆☆☆☆

★内容:ちょいファンタジー 恋愛

★完結:全3巻

高校生達の楽しい学校生活の中でちょっとだけ不思議な事が起こる。

甘酸っぱい恋をしたら不思議が起こったり、不思議が起こって恋が芽生えたり。

友情もありと、高校生達がきゃっきゃと楽しそうです。

女の子が可愛い!ってついジャケ買いしちゃったんだけど、髪型くらいでしか描きわけがなくて、もうむしろ清々しいくらいの似た顔の女の子達。

でも、実際本当にそうなのかもしれなくて、少しの皮肉なのかと深読みしてしまった。

ストーリーというか、着眼点が面白くて好き。

漫画ならではの不思議が特にお気に入り。(セリフの吹き出しがそのまま具現化するとか、考えてる事が自分の体に模様で出るとかw)

ちょっとだけハッとさせられるような一言とかも。

 

 

 

7位

 

★タイトル:屍鬼

★作画:藤崎竜(原作:小野不由美)

★美麗度:☆☆☆☆

★ストーリー:☆☆☆

★内容:ホラー ダークファンタジー

★完結:全11巻(文庫版は全5巻)

タイトルからしてアレですが(笑)

原作を先に読んでいて、大好きなフジリューが漫画家するというので、リアルタイムに追いかけたお話。

登場人物がえらい数になるので、原作は途中から誰が死んでたかとかわかんなくなってたんだけど、漫画版はすっきりと話の要を絞ってて、それぞれの人物に特徴づけをして紙上で表現できるとか天才か。

封神演技でもすごい数のキャラいたよなー…描き分けすごい。

私は元々フジリューパイセンをジャンプで追ってて、ダークな短編の話と絵が好きだったのだけど。

コミカルな絵と写実的な感じがうまい具合に混ざってる作品が屍鬼かなと。

 

 

 

6位

 

★タイトル:12ヵ月

★作:おかざき真理

★美麗度:☆☆☆☆

★ストーリー:☆☆☆

★内容:ファンタジー 日常

★完結:全2巻(前後編)

…私、なんだかんだとファンタジーが好きなんだな。

日常から、少しだけトリップした人の発想とか、妄想とかの世界を楽しむ為に、漫画を読んでるのかも。

その土地に、夏を呼ぶ為に全国を旅する人達。

新学年の浮足立つ感じが落ち着いたところに、転校生とか、長い休みとか新学期とか、学生のいつもの日常に、変化が起こる時には、気持ちも何かに動かされるような。

おかざきさんの作品はどれも、体温を肌で感じられる錯覚に陥る。

この作品では季節を、特に夏の空気は肌にまとわりつくようだし、冬の風の冷たさも、鼻先を冷やしていくよう。

人の気持ちには、体温があるんだった、と。

 

 

 

5位

★タイトル:レベルE

★作:冨樫 義博

★美麗度:☆☆☆☆

★ストーリー:☆☆☆☆

★内容:宇宙人の言い分とか色々w

★完結:全3巻

やはり避けて通れないのがこのお方。荒木パイセンと北斗なあのお方とかも迷いましたが。

ハンター×ハンター連載中(一応…)のあのお方です。有名なハッシュタグもできてw

基本的にジャンプ英才教育で育ったもので、幽遊白書は私の青春。

飛影ちゃん派です(どうでもいい)

幽白の魔界編や、ハンターハンターの今の暗黒大陸の生き物達を見てもなんとなく想像がつくでしょうけども(笑)

レベルEはエイリアン達と人間との交流を描いたハートフル…ブルブルなお話です。

色んな蟲みたいなのも勿論いっぱいでてきます(笑)

宇宙一頭のいい馬鹿王子に振り回される宇宙人と人間。

3巻だけだから、是非読んでみてください。

趣味丸出しって感じで小気味よい作品。

 

 

 

4位

★タイトル:COSMOS

★作画:池本幹雄

★美麗度:☆☆☆☆

★ストーリー:☆☆☆☆

★内容:少年ギャングの譲れないもの的な…

★完結:読み切り2部作コミックス化はまだ…だよねぇ?

ホント国会図書館に行きたい。

どっかで連載していたらしいんですよ。

ツイッターのフォロワーさんに教えていただいた。

ふぉぉぉぉ。

平日休みって、本当に身体を休めたい、寝たい、ってなってとるから、いつもぐっすり寝た後に「あ…行けばよかった」ってなる。

不良少年達(時代背景から)の、譲れないだいじなもんってさ、あるよね、みたいな話。

なんかすいません説明が…。

ストーリーが云々はなんでもいいと思えるくらい、1コマ1コマが眼球に飛び込んでくる3D感というか、絵が立体的で女性が艶めかしくて好き。

背景の太陽とか月とかに顔を描いても許される絵面(どんな)

なんだろう、一言で言えば世界観、空気感なんだけど、台詞回しの古臭さとかも魅力にしかならん。

当時のジャンプ切り取って取っておいてよかった。

ハマる人はハマる作品。

同士は是非友達になってくださいぃ!

 

 

 

3位

Alichino Vol. 1 Alichino Vol. 1
960円
Amazon

 

★タイトル:ALICHINO~アリキーノ~

★作:珠黎こうゆ(イラストレーターとしては珠黎皐夕)

★美麗度:☆☆☆☆☆★

★ストーリー:☆☆★

★内容:ファンタジー

★未完:2017年現在、3巻まで発売(この先はもう出なさそう)

これは途中で終わってしまっていて、この先ストーリーがどう交錯するのやら…という中途半端な所なので、ストーリーの評価ができないという感じ。

複製原画集が出ようものなら即買い。

とにかく私の中で美麗画No.1の方なので、個人的にはぶっちゃけストーリーとかどうでもよくて、画を眺めていられればそれで満足という神レベル。

細部の細部まで描きこまれていて観ていて飽きない。

 

 

 

2位

 

★タイトル:空挺懐古都市

★作画:石据 カチル

★美麗度:☆☆☆☆☆★

★ストーリー:☆☆☆☆

★内容:ファンタジー 恋愛

★未完:2017年現在、3巻までの発売

その都市では、ある病が流行っていて、患うと’一番依存している相手を忘れてしまう’という。

恋愛に限らず、様々な'愛'が問われる感じで先が楽しみ。

忘れられてしまったという事は、相手の心に一番残っていた事でもあり、会う度に「誰?」って顔されながらも離れられない…とか、一番好きだと思っていた相手ではなく忘れたのは親友…とかとか。

読みながら、色々に苦しむ登場人物達をみながら、自分だったら誰を忘れるだろう、誰かに忘れられる事なんかあるんだろうか、なんて色々考えてしまう。

先がとてもとても楽しみ。

出てくる人物皆好み。眼福眼福。

 

 

 

1位

 

★タイトル:きみにしか聞こえない

★作画:清原紘(原作:乙一)

★美麗度:☆☆☆☆☆★

★ストーリー:☆☆☆☆

★内容:ファンタジー 現代

★完結:全1巻

ファンタジーというか、もう設定が秀逸。さすが乙一サン。

これは白乙一のほうになるのかな。

クラスに馴染めない引っ込み思案の主人公が、わいわいきゃっきゃしてる周りを羨みつつ、こっそり頭の中に自分だけの携帯電話をソウゾウする。

想像した頭の中の携帯電話に、ある日電話がかかってくる…!!なんて!

実在している人物と話しているのかを確かめたり、ネタバレになるのでなんか色々言えないので、是非読んでみてくださいまし。

誰かと繋がりたい、繋がった相手と心を交わすという事、改めて色々と考えるきっかけになった。

で、さらに清原紘さんの絵が美しくてー!!!

http://www.pixiv.net/member.php?id=22954

’美し怖い’を愛する私の好みどんぴしゃなのです!

あの、触れたら切れそうな壊れそうな絵で描かれた人物が笑うと、なんかほっとするのだ。

 

因みにホラーテイストですが、小説ならではのオチも見事に漫画で表現しきった素敵作。

 

 

客観的に☆を付けてみましたが、どーしても自分の好みがぐいぐい我慢できないものは、個人的評価で★が追加されています。

が、☆だろうが★だろうが、完全に個人の見解ですので悪しからず!!!

 

漫画読んでダラダラしてる時は本当に幸せ。

 

漫画家さんの訃報にはただただ動揺してしまう…。

 

No Comic! No Life!

 

Love&eNjoy

~艶~