さて、お人形を数えていますが
ちょっとひと休み。
実は私、歴史が好きで、特に歴史の謎に目がないんです。
やはり謎が多いのは古代史。
邪馬台国の場所とか大和朝廷の
成り立ちとか、まぁいろいろありますが、
真実はドラえもんでも発明されて
タイムマシンで見に行かない限りわからないと
思います。
で、今の大河ドラマ「麒麟がくる」は明智光秀が主役です。
長谷川博己さん、どうも端正すぎて
私の中の明智光秀じゃないんだけど、それはそれとして
「本能寺の変」も謎の多い出来事なのです。
なぜ、明智光秀は謀反を起こしたか？
これの理由が明確じゃないんです。
昔からいろいろな説が唱えられて来ましたが、
どれも確実じゃない。
謀反だから本人以外わからないんじゃないかとも言えますが、
でも自分一人の問題じゃなくて、
家臣やその家族が肩にかかっているのだから安直な事は出来ないはずなんです。
それで、比較的最近読んだ説が面白かったのは
「本能寺の変」は織田信長の自殺説です。
自殺というか、明智に頼んで襲わせたという説です。
その話では織田信長という人の特徴は、精神疾患の症例に似ていて、
常に自殺したがっていた。躁鬱病のような感じだそうです。
戦国最大のジャイアントキリングとも言える「桶狭間の戦い」も
実は負けるつもりで向かって行ったら、勝ってしまったというのが
真相ではないかと。
桶狭間という名前に騙されて、今川義元が谷に陣を敷いて
そこを奇襲したように思っている人が多いけれど、
実は桶狭間山に今川は居て、そこに向かう織田勢は丸見えだったはずだと、
これは江戸時代に書かれた書物によってわかるそうです。
その説を書いた人によると
徳川家光の乳母として有名な春日局の父親は明智光秀の重臣だったそうです。
謀反人の関係者を徳川家の跡取りの乳母には
絶対に据えないから、謀反じゃなかったことを
家康は知っていたはずだと考察しています。
いやぁ～真実がわからない推察って
本当にいろいろ考えられて面白いです。
そして私が気になったのは、
歴史に名を残してる人は母親とうまくいってないですね。
織田信長、伊達政宗、徳川家康
みんな弟の方が可愛がられた、あるいは可愛がられていると
思っていたみたいです。
さて、「麒麟がくる」ではどんな展開で本能寺の変が描かれるか楽しみです。
そこまでの放送がちゃんと出来るといいんですが。
閑話休題でした～。