上が吸気ポートで、下が排気ポートなんです。


元々のが下の写真なんですが、無加工なのは左上が吸気のSTDで右上が粗削り後なんです。

この時点で既にかなり大きくなってるのがわかりますやん?(`・ω・´)

バルブシートリングもバルブの当たる部分から下側がかなり無くなるぐらい大きくしてるんですよ( ̄ー ̄)✌
排気ポート側も写真で既にバルブの当たり面から下が殆ど無くなっとります( ̄ー ̄)✌

ここまでやることでビッグバルブにするのと同じ効果が得られますねん(`・ω・´)


まず、写真のマジック部分は全く削ってません…………( ̄ー ̄) 


 削る必要が無いのではなく、削るとまずいからなんです( ̄ー ̄) 


 本当は盛りたいぐらいなんです…………( ̄ー ̄)


 CRFは元々レーサーなので、ポート加工しなくてもかなり理想の形状なんですが、今回のはボアアップしてるので、通路全体を大きく広げております。 


 見たらビビるぐらい…………( ̄ー ̄)


 外人サイズですねん…………( ̄ー ̄)


 通常ならバルブガイドも削るんですが、CRF150はガイドが短いので、耐久性を考慮して周りだけ整えて、ガイド自体は短くならない様残しております。


 このCRFは吸入口からバルブシートリングまで、約65mmあるんですが、そのうち45mmも振り分けのリブがありますねん。


 当然ですが、リブの先端は初めからちょんちょんになっとります。

それだけレーサーは整流と言う事を意識してるんでしょうねぇ(`・ω・´)



 1つの大きな穴を2つに分ける…………( ̄ー ̄)


 
街乗りのエンジンもチューナーさんが、よく真ん中のリブをちょんちょんにするでしょ?


 今どき誰でもポート加工できますやろ…………( ̄ー ̄) 


 穴を広げるだけならね…………( ̄ー ̄) 


 詳しくはかきませんが、分る人は図面で分かりますわ…………( ̄ー ̄)✌ 




 さて、最近よく聞かれますねん( ̄ー ̄)


 ポート加工に使う刃をね…………(`・ω・´)


 おっちゃんとこは、6mm軸も3mm軸もアメリカのメタルリムーバル社の超硬バーを使ってます。

どちらも形状はクロスカット…………(`・ω・´)


 4スト2スト関係無しに6mm軸の方はロングを使います。


仕上げにはダイワラビンってゴム砥石が便利です(`・ω・´) 


 超硬バーで削ったガタガタがこのゴム砥石で簡単になだらかに出来ますねん(^-^) 


0.1millimeter accuracy

ヒデハルエンジニアリング