昨日の続きでCR100のヘッド加工…………( ̄ー ̄)
お預かりしたシリンダーヘッドも既にΦ51mm用に加工されてました(`・ω・´)
じゃ、加工する必要はないやんか(^_^;)
まあ、とりあえず取り付けて電気ドリルで芯出しして、コンプレッションを計測いたしました。
コンプレッションが10㎏/c㎡とスキッシュエリアの隙間が1.1mmでした。
10㎏/c㎡だと少し低いですわ。
モトクロッサーのCRもYZもノーマルで約10.5㎏/c㎡なんです。
まあ見た感じ燃焼室の形状もこんもりしてるので、修整することに( ̄ー ̄)
旋盤に取り付けてるバイトのカーブが通常のS8用の燃焼室カーブなんです。
両サイドはくっついてますが、真ん中あたりが隙間が結構あいてるでしょ?
燃焼室のRが小さいと言うことですね(^-^)
このこんもりとした、Rがきつい燃焼室はロードレーサーには向いてません。
元々CRはモトクロッサーなので、ノーマルヘッドの燃焼室はこんもりとしてますが、ロードで使う場合は燃焼室をロード用に合わせて加工してあげるんです。
燃焼室のこんもりを整えるとかなり圧縮が下がるので、その分面研を1mmやっております。
で、何度か削っては圧縮を測りの繰り返しで完成…………( ̄ー ̄)✌
スキッシュエリアの隙間も最後の写真でハンダを使って計測して0.7mmに合わせました。
作業時間は一時間半ぐらいかなぁ(`・ω・´)
0.1millimeter accuracy
ヒデハルエンジニアリング