NSR80の排気ポートですわ( ̄ー ̄)

下のが他のショップの排気ポートですわ。

何やこれってちっこいちっこい排気ポート。

おまけにあちこちガタガタで実際はシリンダー内壁だけ広げて通路はノーマルでしょうね(-。-)y-~


こちらは荒削り状態ですがうちの排気ポート。

光の反射もありますが、大きさが外人サイズでしょ?
写真ではわかりにくいですが、通路はかなり広げてますよ(`・ω・´)

シリンダー内壁はほとんど変えてませんねん。
なのでシリンダー側から見たら余り変わらないんです。

通路がデカいからこれだけ光が入ってくるんです。

これが本物のポート加工と言うものですわ( ̄ー ̄)

元のシリンダーなんて面取り適度ですわ( ̄ー ̄)

普通は企業秘密ですからチューナーはこんなの見せないでしょ?( ̄ー ̄)

これはフルチューンではないのでお見してるんです(^_^;)

うちのワークスシリンダー見たら腰抜かしますよ( ̄ー ̄)✌


さてポート加工が終わったので、ヘッド加工(`・ω・´)

いつも言うてますやろ…………( ̄ー ̄)
ヘッド加工ってヘッドだけでは出来ませんねん( ̄ー ̄)

シリンダーと一対でないと正確な圧縮圧力が計れないからですわ。


よく、高圧縮ヘッドとか書いてネットで販売されてます。

何を基準に高圧縮やねん?( ̄ー ̄)

ポート加工してるシリンダーに取り付けたら高圧縮ではなくなりますやん( ̄ー ̄)

なのに、一般の人はそれを買われますやろ?( ̄ー ̄)

さて、今回のはお預かりしているヘッドより圧縮を上げてほしいとの依頼だったので、まず他社のヘッドの圧縮を計測したんです。

数値は言えませんが、

9.5㎏/c㎡

まあNSR80ならそんなもんですわ( ̄ー ̄)

でも、上げて欲しいとの事だったので少し上げる事にしたんです。

ただ上げるだけではなく燃焼室の形状を別物にしております( ̄ー ̄)

下の写真で燃焼室の深さを測ってますやろ?


燃焼室が深いのは…………( ̄ー ̄†)

コンプレッションテスターをつかって、削っては測り削っては測りの繰り返し。



スキッシュエリアの隙間はハンダで計測( ̄ー ̄)✌


何が違うか分かる方はまともなチューナーさんですね( ̄ー ̄)


見れば一目瞭然( ̄ー ̄)✌

圧縮はそんなに上げてませんよ( ̄ー ̄)

燃焼室の形状変更がメインです( ̄ー ̄)✌

0.1millimeter accuracy
ヒデハルエンジニアリング