普段レーサーのフレーム加工ばっかりやってるんですが、モトクロッサーのフレーム加工を頼まれてね( ̄ー ̄)

くっ、( `艸 ´;;)

エンジンが入らん( `Д´メ)


こいつ、抵抗しやがって( `Д´メ)


黙って又開け( `Д´メ)

なんちゃって( ̄ー ̄)💖

…………

…………

…………

そら、入らんわ(-。-)y-~

エンジンもCRFやけど…………

CRF250やもん(,,• ₃ •,,)💖

入るわけあらへんやん( ̄ー ̄)

載るはずがあらへんやろ…………( ̄ー ̄)

150の車体に250が載るはずがありませんので…………

勿論ダウンチューブカットしましたよ(`・ω・´)✌


依頼を聞いた時にダウンチューブのカットはお話してたんです。

うちにはCRF150.250.450と全てのエンジンの側面図がありますから直ぐに無理なのはお伝えしたんです( ̄ー ̄)

エンジンの左右方向の位置も全て把握してますからねぇ( ̄ー ̄)

お預かりするまではスイングアームも加工が必要だと思ってたんですが、スイングアームは無加工で取り付けできました。

モトクロッサーは下の写真の様にエンジンマウントがスイングアーム貫通式なんで、150のピボットシャフトが14mm、250のピボットシャフトが17mmなんで、エンジンのケースに打ち込まれてるボスを作り替えて14mmに合わせます。

左側が17Φのボスで右側が新たに作った14Φのボスです。
これを250のエンジンに打ち込みます。

勿論エンジンの左右搭載位置は違いますので、それもこのボス部分で調整します。

エンジン幅が250のほうが広いのでスイングアームをカットする予定だったんですが、スイングアーム内に入る事がわかったので、ここもスイングアーム内に入ってるボスの長さを変えて調整できました(`・ω・´)✌

ヒデハルでは通常エンジン搭載角度を変えません( ̄ー ̄)

変えるとエンジン内部に支障が起きるからなんです。

無理やりエンジン角度を変えて搭載しているのをよく見かけますが、間違いなしにクラッチやミッションが焼け付きます。

クランクケース内の油面が変わるからですね。

S8 CR85でよくその修理をやりましたので( ̄ー ̄)
メーカーはケース内でミッションオイルのかき上げ角度まで全て計算しつくしてエンジンを設計してますから、安易に搭載角度を変えるなんてとんでもない事なんですよ( ̄^ ̄)

この車両も250のスタンダード搭載角度で搭載したかったんですが、どうしてもキャブレターがフレームに緩衝してしまうので、止む無く前側に3度だけ倒しました( ̄ー ̄)

まあ3度なら影響はありまへんので(,,• ₃ •,,)✌


後はカットしたダウンチューブを加工してフレームに取り付けます(^-^)✌

0.1millimeter accuracy
ヒデハルエンジニアリング