縦型スーパースクーターです。

フレームとケース、ホイールをお預かりして製作することに(^-^)
加工内容はホイールベースの延長に伴うエンジンハンガー、シリンダーの水冷化、CRリードバルブ用リードバルブボックス、チャンバー、ラジエターの取り付けです。

まず、オークションで買われたフレームが結構痛みが酷いので修正して補強します。

明らかに歪んでるのが分かりますね(*`艸´)
治具に固定して炙って戻します。
この系統のフレームはすぐここがまがってしまいますので、修正後に補強いたしました(^-^)
これが延長に使うハンガーです。
ヒデハルではエンジンハンガー部に必ずハイテンション鋼のブッシュを打ち込んで磨り減らない様な加工を施しております( ̄^ ̄)
この辺りが他社と違うところですわ(-。-)y-~

25㎜の板材から製作してますが、ちゃんと肉抜きしておりますので軽いです。


治具に固定して溶接。
溶接のビードが非常に分厚いでしょ?
これがまともな溶接ビード幅です。

次にシリンダーの水冷化です。
周りをぐるっと鉄板で巻いて溶接するんですが、その前にスタットボルトから水漏れを起こしますのでスタットボルト穴を広げてパイプを打ち込みます(`・ω・´)
今回のはステンレスの板材を使って巻きました。
これで見た目も錆びませんので(^-^)
次にCRリードバルブが入るボックスを製作致します。
スペースがかなり限られてますのでフィッティングが大変でしたが何とかバッチリ出来上がりました(`・ω・´)✌

一次圧を上げるために余分な場所はパテで整形します。



あとはチャンバーですね(`・ω・´)
ステンレスでの製作です。
最近はほぼステンレスでの依頼が多いです。

図面から型を製作して出来るだけ綺麗な弧を描く様に製作して行きます。
ここで手を抜くと仕上がりがガタガタの不細工なチャンバーになってしまいますので(^_^;)







完成致しました。
リアサスはまだ届いていないのでオーナーさんにお任せです(^-^)

スーパースクーターはほぼ全てワンオフですので非常に手間がかかります。
既にスーパースクーター用アルミフレームも市販されてるショップもありません。

が、

ところがぎっちょん( ̄^ ̄)

ヒデハルエンジニアリングでは最新のアルミフレームをワンオフで製作しております。
しかも以前の物とは比較にならない強度と美しいフレームです(`・ω・´)✌


ご購入をお考えなら是非ヒデハルエンジニアリングのアルミフレームをご購入下さい。

他のショップとは桁違いの精度と強度をお約束いたしますので( ̄^ ̄)✌

0.1millimeter accuracy
ヒデハルエンジニアリング