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皆さま
こんにちは
阿比留真実です

今日は自分で巻ける命綱のお話です




ここでの命綱とは
ロッククライミングなどで使う
実際の命綱ではなく


人生に絶望したり
苦しみの中で
自分を見失ってしまった時に


自分を守り助けてくれる

心の命綱のこと


先日
個人セッションを受けていただいた
お客様に


心の命綱のお話を聞けたことが
本当に良かったです
怖いものだらけでしたが
自分の命綱を用意してあげられると
思ったら心強いです!


というご感想をいただいたので
ブログでもご紹介させていただきますね



セッション中に
阿比留さんは死にたいくらい辛い体験を
した時にどうやって立ち直りましたか?


という質問をいただいたので
振り返ってお答えしました




私自身が
もう二度と幸せになれると思えない
という絶望の中にいたのは数年前



幼少期から唯一の理解者で
心の支えであった叔父を自死で失い


その半年後
叔父の姉である私の母も
叔父と同じ方法で自ら命を絶ってしまいました



2人を失ったことで私は


悲しみだけでなく
救えなかった無力感


そして
関係が悪化していた母は
私のせいで死んだのではないか
という罪悪感でいっぱいになりました



苦しい気持ちを誰にも言えず


こんな自分が幸せになれるはずはない
なってはいけない


幸せになれないのなら
死んでしまいたい

という気持ちと

これ以上家族を悲しませてはいけない

という気持ちが

自分の中でせめぎ合っていました



同僚や友人にも
負担をかけると
嫌われてしまうかもしれない
という恐怖心から


これまで通りの自分を装うことで

自分の気持ちは
誰にも分かってもらえない

と孤独を深めながら
眠れなくなり
味覚がおかしくなり
体の異変を感じながらも


叔父と母が鬱病の投薬治療中に
亡くなった事で
心療内科にも行くことが出来ないまま

なんとか毎日をやり過ごす中で




ふと
思い出した事がありました


それは
以前通っていた職業訓練校の在学中に

軽い気持ちで受けた
カウンセリング


悩みはないけど無料だから
1度経験してみるのもいいかと
始まる直前までの私は
思っていたのに


いざカウンセリングが始まると



初めて改めて言葉にした幼少期からの
母への気持ちに
自分で驚いた


頭では過去の事だから
何があったとしても
親子だから許すべきだ
子どもなら親を助けるべきだ

と自分に言い聞かせるうちに
自分でもそれが自分の気持ちなんだと
いつのまにか思い込んでいた事が



話していくうちに

本当は私はこんなふうに思っていたんだ

という事がどんどん溢れてきて
涙が止まらなかった


そして
その後も定期的に
カウンセリングを受け続けるなかで


自分の本当の気持ちを
自分だけには誤魔化さないでいる事が
自分の心を軽くすることを実感した


その体験を
心が死にかけていた時に
思い出した


誰にも言えないことを
例え知られても
その後の生活になんの影響もない
相手に話す事で


自分の心が軽くなるんだったと



そして
私はカウンセリングに通い始め


それが
生きたいと思える日に向かうスタートになった


後に
自分のストレングスの診断結果の
コミュニケーションが1位であると
わかった時


自分の気持ちを言語化する事が
とても大切な自分にとって


カウンセリングを受けて言語化させて貰える
機会を体験していた事が


自分の窮地を抜け出る命綱になっていたんだと
もの凄く納得したとともに


ふと思いついて
カウンセリングを受けることを
体験してくれた過去の自分に
心から感謝した


人は苦しい時
新しい事にチャレンジする体力が
残っていないことの方が多いからこそ


自分を知り
自分を立て直すために
何が効果的なのか
体験させてあげることが


未来の自分への命綱になる
と私は自分の体験から学びました


そして
セッションを受けていただいたお客様の
未来の命綱を作るお手伝いを
させていただけたことが
とても嬉しかったです!



ではまた!

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