
恋心を抱いていたのは、
20代後半の男性社員
外見がかっこよかった、とかではないけど
優しくて気遣いが細やか、だけどほどよくて。
話が面白いのでいつも周りを笑わせていたし、例の夕食時のスピーチタイムでも、いつもひと笑い取って場の空気を和ませていたり。
思春期の私が憧れを抱くには、十分すぎる存在でした
バスの車内でも、「寒くない?」と声を掛けてくれたり。
食事で未知な料理が出てきて戸惑っていると、「これ〇〇みたいで美味しいから食べてみて」と言ってくれたり。
エスカルゴとか
お店の注文で英語がわからなくて困ってると、代わりにさっと対応してくれたり。
毎度キュンとしていました
食事のテーブルは複数に分かれるし、席が決まっているわけではないので。
その社員さんが近くに来てくれないかな?
と、いつもソワソワしていた記憶があります。w
この頃になると、別の意味で楽しめてはいたのかもしれません。←
そして。
大人と過ごす夏の1週間が終わり、学校がはじまると。
周りの同級生の男の子たちが急に幼く思えたりして。(自分も子供なくせに)
そんな感じで毎年、社員旅行に参加したり。
旅行だけでなく、社全体の忘年会や新年会、BBQなんかにもたまに参加したりと
大人との交流が多かったせいか、
学生のころは同年代の男子を異性として意識したことはなかったです。
「社員旅行にどうして参加させられていたのか?」両親にあらためて聞いたことはないけど
両親ともにとにかく仕事が多忙で、出張も多く。幼いころは土日も保育施設へ預けられることも多かったので。
学校がなく、親にとってもっとも大変であろう夏休みは、社会勉強も兼ねて親族に預けていたのかな? と思ったりしています。
当時はそんなこと理解できなかったから、なんで行かなきゃいけないの?と思ってたけど
今では、なかなかできない経験ができて感謝してるし、両親が忙しかったことも、自分ひとりで何でもやるきっかけになって、自立心が芽生えてよかったのかなと思っています
ちなみに。
淡い恋心を抱いていた男性社員さんは、私が中3になったころ。
私も知ってる女性社員の方と、社内恋愛で結婚されて・・・
あえなく、私の淡い初恋は散りました笑