ザ・ミスト | m-memo

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ネタバレだらけの映画メモ。

忘れ易いので自分用にメモしてます。
ネタバレ部分は詳細を記載することもあれば、
二言三言のこともあります。

 

■あらすじ
マチューとアナは、幼少期の病気が原因で生まれた時から隔離された部屋から出られない11歳の娘がいた。二人は愛する娘のためなら何でもした。ある日、パリを大地震が襲い、突如町が濃い霧に包まれる。その霧には毒素が含まれ、吸ってしまうと命を落としてしまうことが分かる。夫婦はビルの上層階に逃げて助かったが、一方娘を部屋から出すことは出来ず、しかたなく2人だけで避難したのだった。救助にあたっていたレスキュー隊も事態を収められず、不安が続く中、娘の命をつなぐ隔離装置のバッテリーが切れる時間が刻一刻と近づいてくる。マチューとアナは、霧の中に飛び込み、どうにかして娘の装置のバッテリーを入手し、交換しなくてはならないが…(ソフトパッケージより)

 

■ネタバレ
*大地震の後、毒素を含む霧に沈んだパリ。夫婦はアパートの屋上へ逃れたが、自己免疫疾患で医療カプセルから出られない娘が部屋に取り残される。

*医療カプセル内なら、毒素を含んだ霧が蔓延していても暫くは問題ない。しかし、いずれはバッテリーが切れてしまうので対応が必要だ。

*夫婦は最上階に住む老夫婦に助けられる。アパート内に酸素ボンベを常用していた老人が居たので、彼の部屋へ侵入。老人は既に息絶えていたため、ボンベを頂戴する。
*酸素ボンベのお陰で行動範囲が広がる。軍と遭遇してガスマスクを譲ってもらったり、犬に追われたり。

*母は娘のバッテリーを取り替えるために危険を顧みず移動、階段の途中で命を落とす。

*実は娘や、同じ自己免疫疾患の子供達は毒の霧の影響を受けないことが判明。最後には娘が外へ出て、父は1人でカプセルの中に。街はまだ霧に沈んでいる。

 

■雑感・メモ等

*映画『ザ・ミスト』

*レンタルにて鑑賞
*ロマン・デュリス、オルガ・キュリレンコ出演のカナダ製SFサスペンス

*大筋は読み易く且つ現象について特に説明もしないけど、オチは印象的。

*設定に対してお話が広がらないのはもどかしい。「娘の医療装置のバッテリーを維持する」と言うのが話の軸になるので、設定の割にスケール感が物足りない。

*犬の生死を分けたものは何だったのか。(屋内で親犬が死んでいて子犬が生きている場面があるけど、その後に屋外で成犬に遭遇する。)

*夫(主人公)が妻子と離れて別の部屋(通りの向かい側)に住んでいるのは、娘の医療カプセルが嵩張るせいなのかな?
*この主人公、娘のために奔走しているようだけど仕事もせずに「この治療法は結果が未だ出てないけど期待出来るから、カナダへ移住しよう」とか言い出すのでまあまあ難アリと思う。