ホーンテッド・サイト | m-memo

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ネタバレだらけの映画メモ。

忘れ易いので自分用にメモしてます。
ネタバレ部分は詳細を記載することもあれば、
二言三言のこともあります。

 

■あらすじ

新聞社の不動産記者ジュリア・タルバンは突然最愛の姉と甥を惨殺された。家族を失い、悪夢に苦しめられているジュリアは事件を解明すべく、事件のあった姉の家を訪れる。しかし、そこは転売され、殺人現場となった部屋が取り除かれていた。元恋人で刑事のグレイディと調査を続けるジュリアはニューイングリッシュの深い森の中にある屋敷へとたどり着く。殺人現場を延々とつなげて作られたその屋敷から、姉と甥、とらわれた無数の魂を救おうとするが、そこはより邪悪な場所へとつながる入口に過ぎなかった… (公式サイトより)

 

■ネタバレ

*不動産関係担当の記者ジュリア。姉アマンダとその家族が惨殺され悲嘆に暮れる。残された家が異例の早さで売却された上に、現場となった部屋が取り除かれている事を訝り調査をすると、事故物件を複数売買しているレベレーション社の存在が浮上する。買主はジェベダイア・クローンと言う老人だと言う。

*その老人が買い求める物件には、必ずニューイングリッシュ出身者が絡んでいる事も分かる。ジュリアとアマンダは養子となり町を出たが、その地の出生だった。実母エウラリア・ハワードの住所を訪ねると、アリーと言う女性が出迎えてくれる。彼女は母の死後にこの家を買ったのだと言う。

*アリーの話によれば、クローンは町の人々から信仰心を奪い、自分と契約を結ばせた。町の復興のために、生贄を捧げよと。人々は自分の子供達を捧げる事を誓い、小学校の火事が起こった。生存者の居なかったその事件だが、養子に出されたジュリアとアマンダは生き延びた。父が2人の娘を救おうとしたのだ。しかし、結局アマンダは殺されてしまった。

*クローンの目的は、殺された妻と娘のために冥府の扉を開く事だった。小学校を焼いて浄化した土地の上に、殺人現場ばかりを寄せ集めて天にも届く家を建てるのだ。実はアリーこそ母のエウラリアだと分かるが、彼女は姿を消す。

*恋人である刑事のグレイディと共に呪われた家に足を踏み入れるジュリア。その家では各部屋や廊下・天井で、凄惨な殺人や自殺が繰り返し再現されている。疲弊したジュリアは、背後から近寄ったグレイディを咄嗟にナイフで刺してしまう。泣き崩れるジュリアをアリーが撃ち殺す。彼女もまたクローンと誓約をしており、娘を捧げると言う約束を果たしたのだ。クローンは扉を開けて家を出て行った。

 

■雑感・メモ等

*映画『ホーンテッド・サイト』

*レンタルにて鑑賞

*ダーレン・リン・バウズマン監督の家ホラー

*家は住居でなく牢獄/ヘンリー・D・ソロー(冒頭)

*殺人現場ばかりを寄せ集めて家を作る…と言う骨格は面白そうなのに、エピソードの繋ぎ方が歪で台詞も矢鱈に長くて大変退屈。特にクローンの話には意識が朦朧となってしまったので、間違った解釈をしているかもしれない。

*最初は幾つかの部屋が地面に直接適当な感じで配置されている場所があって、思ってたのと違う。てなった。あれはアトラクションの待機列エリアみたいなものなのかな。メインの施設で再現されている光景では、人々の姿がとてもモヤモヤしていて輪郭も分からない。

*服装やメイク等の雰囲気、DVD以降ではなくビデオデッキが出てくる辺りからして1980年代頃の設定なのかなと思ってたんだけど、普通にスマホが出てきて混乱してしてしまった。