やっぱりね、とただ謗(そし)るのは大人げないと思うけど、4日に行われた社長の記者会見を含め、事前の制度設計や一連の対応はあまりにもお粗末。
とりわけ、不正アクセスの主因とも言われる「2段階認証」を導入していなかった理由を問われた際の社長の呆れたリアクション(2段階認証をそもそも理解していなかった)は、日本を代表する大企業(の関連会社)のトップとは到底思えない。
あれが世界中にニュース配信されると思うと、同じ日本人として恥ずかしくなります。
また、第三者が勝手にパスワードを変更できてしまう仕組みなど、甘いというより素人じゃないの?とさえ思ってしまいます。
もしこれが、予めそういうリスクがあると現場が認識していたにも関わらず、スケジュールとかライバル社(ファミマなど)の動向を気にし過ぎて検討や導入がすっ飛ばされてしまったとしたら、その決定を下した上層部はきちんと責任を取るべきだと思います。
また、顧客の囲い込みを焦る余り、新規登録の手順をできるだけ簡単にしようとして2段階認証を省いたとしたら本末転倒だし、たった数日で数千万円もの被害が出たことを考えると、サービス開始前から脆弱性が露見していて(犯罪集団に)事前に狙われていた可能性もある。
今回の事件を受けて、社内にセキュリティ対策本部を設置しましたとの発表にも、僕ら消費者を馬鹿にしているんですかと言いたい。はぁ、今さら?事件が起こらなくても普通作るでしょ。
セブンペイ開始初日の社長の会見での、「キャッシュレス決済が乱立していますが勝算は?」との質問に、「ウチの一番の売りは、お客様の安心感です」と胸を張っていた社長の姿が空々しい。
プリペイドカードのnanacoのポイント付与を半分にしてまでセブンペイへの移行を強引に迫る手法には本当に腹が立ちます。いずれはnanacoカードそのものも廃止するつもりかもしれない。
それでも僕は、アナログだけどnanacoを使い続けます。
小銭をやり取りする手間が省けるし、スマホみたいに重くないし面倒くさくないし。
もし万が一落としてしまって出てこなかったとしても、被害額は最大でチャージ残額まで。不正利用を常に疑ったりスマホ失くして慌てたりするより、たとえポイント半分でもまだ安心な気がします。
それにしても悔しいのは、近所にあるコンビニの中で、弁当やサンドイッチ、惣菜やパンなど、やっぱりセブンイレブンのものが一番だと感じる商品が少なくないこと。
他のお店は、唐揚げとかデザートとか、お気に入りの一品はあるけれど全体的に見ればセブンに及ばない気がします。(あくまでも僕の主観です)
今のお気に入りは、
『ダブルクリームのセブンシュー(カスタード&ホイップ)』。残業帰りに週3くらいで買っている気がします。気をつけないとクリームをこぼしてしまうので、いつもキッチンのシンクの所で立ったまま食べるんですが、しばらくはほろ苦い味が混じりそうです。(それでもやっぱり買うんかい!ってツッコミお願いします)