今日の福岡地方は朝からよく晴れて、絶好の行楽日和となりました。天気予報では、最高気温も20℃を超えそうとのこと。
朝起きて、先週の仕事の疲れ(土曜日も仕事でした)を若干引きずっているのを感じながらも、よし、やろう!と決意したのは洗車。
あれ、洗車なら毎週やってるし。しかも、昨日したばっかりだし。
今日やろうと決めたのは、僕の洗車人生で初めての「専門店系コーティング」
20数年、ひたすら愛車を磨いてきたので、カー用品店で売っている洗車グッズはひと通り試し、今は使うものも洗車の手順もほぼ固定。
唯一、僕が手を付けたことがなかったのが、洗車や磨きをやってくれるプロのお店が販売している(値段の)高いコーティング剤(ほとんどガラス系)。
2ヵ月ほど前にネット通販でフルセットを購入していたのですが、注意書きに「気温が低い(10℃以下)場合は施工しないでください」とあったので、暖かくなるのを待っていたのです。
僕が購入したのは、小瓶に入った液体が4種類と、スプレーが1本の5本セット。めっちゃ容量が少ないけど、お値段なんと約16,000円(税・送料込)ナリ。
僕が今までこのジャンルに手を出さなかったのも、この高額なプライスと、「ホントに価格相応の効果があるのか?」というところに胡散臭さを感じていたからに他ならない。
ともあれ、買ったからには早く試してみたいし、注意書きにも購入後6か月以内に使い切ってください、とある。
施工方法は、洗車して下地を整えたボディーに、4種類の瓶の液剤を順番通りに塗り込み&拭き取りを繰り返し、最後にスプレーで仕上げるという段取り。
昨日一度は洗車したけど、予想外に雨が強く降ってまた汚れてしまったのでもう一度洗車(水洗い)から。
「昨日洗車しなくても良かったじゃん」と言われてももう遅い。後悔先に立たず。
洗車の水滴を丁寧に拭き取ってから、最初の液剤を塗り込む。セットに付属しているクロスは、縁がかがられていない切りっ放し。プロの洗車屋さんらしい配慮を感じる。
なぜなら、市販のコーティング剤に付属しているクロスでさえ、ボディに傷をつけてしまうものも少なくないから。クロスそのものは大丈夫でも、縁をかがってある糸が磨き傷の原因になる。
付属の説明書を読むと、水を含ませて固く絞ったクロスに液剤を2・3滴つけて部分的に塗り込んでいくと書いてある。
2・3滴落としても、塗れたのかどうかわからんし。見た目も手触りもほとんど変化なし。モチベーションが上がらないことこの上ない。
洗車場で朝8時に開始して、洗車と拭き取りに1時間。1種類目の液剤の塗り込みと拭き上げに1時間。あと4種類も同じ作業が残っていると思うと気が遠くなる。
それでも、完成した時のキラキラボディを想像して、ひたすら作業。ふと見上げると真っ青な空が見渡す限り広がっていて、真ん中を飛行機雲が空を二つに割っていく。気温もぐんぐん上昇して、作業の途中で上着(パーカー)が要らなくなるほど。
お昼を過ぎて、3種類目の液剤を塗り込みながら、「苦行」という言葉が思い浮かびました。ネット通販サイトの、ワックスやコーティング剤のユーザーレビューの欄に、この言葉をよく見かけます。
例えば、「仕上がりはピカイチだが、作業性は最悪。苦行が好きな方なら」とか。
どうも、最高の仕上がりのためにはどんな苦労も時間も厭わない、という意味で使われているらしい。
僕はと言えば、間違っても苦行が好きなわけじゃないので、できれば短時間、お手軽に結果が欲しい。でも、毎週末、半日近くを洗車場で過ごしている自分が言えた柄じゃないと思うけど。
さて、作業のほうは開始から6時間後にようやく終了。肝心の仕上がりのほうですが、いつもやっている市販系コーティングと比較すると、気持ち艶が良いかな、という程度のかなり微妙な判定。
6時間の作業時間に見合った成果かと問われると、ちょっと厳しい感じはします。
でも、専門業者が知恵を絞って生み出した合計5層のコーティングだから、次に雨が降った時か洗車した時にサプライズが待っているかも。ものすごい撥水(水玉コロコロ)で、水洗いの後拭き取りが要らなかった!とか・・・あ、妄想なのでスルーしてください。
今後、劇的な効果を実感できたらブログで報告します。別のこと書いてたら、「6時間お疲れさんだったね」って優しくスルーしてやってください。
今日の気温は、23℃(15時現在)まで上がりました。春はもうすぐそこまで来ています。もう少し暖かくなったら、お弁当を持ってピクニックに行きたい。おにぎりとポテトサラダは僕が作るから、唐揚げと玉子焼き、よろしくお願いします。