希望はPPK | M3遣いのブログ

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ライカではなく、BMWのほうです(^^ゞ
日々想うことをまったりと・・・

人生で初めて、胃カメラを呑みました。

職場の定期健診(胃部X線透視:バリウム飲むやつ)で引っ掛かったための精密検査です。

とりあえず、どんな手順で進んだのかを記してみます。

1.自分で受診する病院を決めて電話で予約(僕は職場に一番近い個人病院を選びました)

2.最初に先生の問診を受け、検査室に入り検査着に着替える

3.胃を洗浄する液体を飲み、胃カメラの管がスムーズに入るため喉の感覚を麻痺させる薬でうがい(めっちゃ苦い)

4.ベッドに横向きに寝かせられて腕に麻酔を打たれる(痛い)

5.肩にもう一本注射(胃の動きを抑え検査し易くするためらしい)

じつは、5.以降は意識を失って全く記憶がありません。

本来なら、この後マウスピースをくわえて先端にカメラが付いた長い管を挿入されたのだろうけど、残念ながら僕は薬のお陰で爆睡していたらしい。

目が覚めると、いつの間にか別室のベッドに移されていて、僕と同じように爆睡している人が何人もいる。

どうやって診察台から運ばれたんだろう、と考えるとちょっと恥ずかしい。

検査着から普通の洋服に着替えて受付に行くと、しばらく待たされあと、ようやくお医者さんから検査結果の説明。

食道から胃の出口までのカラー写真を示しながら、丁寧に説明してくれる。

途中で腫瘍を見つけやすくするために青い色素を吹き付けました、とか、ここの腫瘍の組織片を切り取りました、とか、最近の胃カメラってすごい。

検査の結果は、残念ながらあまり良いものではあませんでした。

逆流性食道炎、胃と十二指腸の多数の潰瘍とその痕、悪性かどうかわからない比較的大きな腫瘍、そしてピロリ菌も見つかったとのこと。 

かなりストレスの多い職場なんでしょうね、と言われてしまった。

あと、あなたの胃はバリウム飲んでも異常は見つかりにくいので、来年からは健診はパスして毎年胃カメラ呑んでください、だそうです。うへっ!

ちなみに組織検査の結果は、3週間後にしかわからない。

それにしても、病院はやっぱり苦手です。

朝9時に予約して行って、終わったのが午後2時半すぎ。

検査と医者の説明以外、およそ8割の時間は待ち時間。ひたすら待ち続ける他することがない。

待合室は具合が悪そうな人で溢れていて、皆深刻そうに無言のままじっと順番を待っている。

自分はともかく、周囲の誰かが病院に行く時は、ぜひ付き添ってあげて心配や不安を少しでも和らげてあげたい。

あと、給料日を前にして一万円近い出費はとっても痛かったです。しかもこれから毎年?

大好きなお菓子ももっと我慢しなくちゃ!

あれ?我慢するから潰瘍ができるのか。はてさて、どっちがいいんだろう。

組織検査の結果はどうなんだろう。もし、悪性(がん)でした、とか言われたら・・

妄想は悪い方ばかりに向いてしまう。

どっちみち、できれば最後は誰にも迷惑をかけないようにPPKで逝きたい。

僕の、人生最後の望みです。