京都・大阪弾丸旅行記(その4) | M3遣いのブログ

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ライカではなく、BMWのほうです(^^ゞ
日々想うことをまったりと・・・

さて、第一旭でラーメンを堪能して、京都タワーを横目で見上げながらとりあえず京都駅まで戻ってみたものの、時刻はすでに午後1時近く。

最終目的地(クルマ屋さん)の大阪南部までは、鉄道の乗換えを含めて概ね1時間はかかるから、残された時間は多くはない。

でもこのまま電車に乗って大阪に向かってしまうと、せっかく一日フリー乗車券を購入したバスは伏見稲荷大社往復(230円×2)しか利用せず、額面(500円)にさえ届かない。もったいなかったなあ・・

しかし、今回の目的は車を自分の手で受け取ることであって観光ではないから仕方ない。

京都駅ビルでお土産を見て回っていて気づいた、ちょっとしたこと。


以前出張で大阪に来たとき、エスカレーターで急ぐ人のために片側を空けるとき、福岡では右側を空けるけど大阪では逆(左側を空ける)だった、とブログで書きました。

僕は、九州と関西で習慣が違うんだな、と勝手に思い込んでいたのだけれど、京都では福岡と同じ右側を空けていました。

隣接した大阪と京都でも違っていることにちょっと驚き。

お土産が決まらないまま時間(タイムリミット)が来て、一路大阪南部へ。天王寺でJRから私鉄へと乗り換えたけど、JR九州のIC乗車券(SUGOCA)がそのまま使えたのはありがたかった。世の中便利になったもんだ。

クルマ屋さんに最寄り駅まで迎えに来てもらって、これからパートナーとなる待望の1Mクーペと初対面。

当然ながらピカピカに磨き上げられていて、ドアを開けると新車と同じ革の匂いがする。

クルマの状態に問題がないことを確認して、しばしお店に置いてある他の車を見せていただくことに。

BMW_Mの専門店の看板を掲げるだけあって、最新のM4をはじめ、E92、E46のM3や、ALPINAのB5Bi-TurboやミニのJCWなどがずらりと並ぶ。

営業さんの話では、海外にも行くスポーツ選手や芸能人もお客さんにいるのだとか。

幹線道路から少し離れた閑静な住宅地の一角に、こんな「隠れ家」のような専門ショップがあることにびっくり。

お店の人とクルマの話をしていたら時間があっという間に過ぎて、帰りのフェリーに乗るために、挨拶もそこそこに受け取ったばかりの1Mで大阪南港へと向かう。

E46_M3以来久しぶりの左マニュアルなので、多少の不安はあったけれど、杞憂でした。

1Mは日本正規導入モデルではないため、例えばディスプレイの燃費表示がkm/lではなくmpg(1マイル当たりガロン)になっていたりと多少の違いはあるけれど、シートやペダル、各種スイッチ類はいつものBMWの運転環境の文法通りに仕立てられていて、何の問題もない。

テンションが一気に上がったのが、エンジンをかけたときの排気音。

言葉では表現しづらいけど、「これ、ホントにノーマル(純正)マフラーですか?」と確認したくなるような、お腹に響く迫力の重低音。もし日本に正規導入されていたとしたら、もしかしたらもう少しおとなしい音に抑えられていたのかも。

もちろん、車検も通してあるから騒音規制もクリアしているのだけれど、「これならわざわざマフラー変えなくてもいいじゃん」って思えるほど素敵なサウンドでした。

ショップから大阪南港まで約30km。道すがらお土産を売っていそうなお店を探そうと、あえて高速には乗らず、市街を走ることおよそ1時間。しかしそれらしき店は見つからないまま港に到着。

まだ出港の2時間以上前で、乗船待ちの列に並んだのは前から2台目。そして、僕の後ろの3台目に並んだのは、なんとネオクラシックカーとも呼べるようなBMW 630CSi(E24)に乗った年配のご夫婦でした。

なんでも、週末に九州で開催されるBMWのミーティングに参加するのだとか。

豪放磊落(らいらく)な関西のおじさんに1Mもいっぱい褒めてもらって、うれしい気持ちで待合所があるフェリーターミナルへと向かう。

待ち時間にニュートラム(ゴムタイヤのついた車両が軌道上を走るモノレールの親戚みたいな乗り物)を利用して4駅ほど離れたATC(アジア太平洋貿易センター)まで行ってみたけど、やけに大きな建物にテナントがまばらに入っているだけの閑散とした場所で、お土産も買えずにまたターミナルに戻る。

ようやく乗船時間が来て1Mをフェリーに載せ、人生初の船中泊へ。旅先で眠れない僕の性癖は、今夜はいかに。あと、お土産どうしよう・・・