論争に終止符 | M3遣いのブログ

M3遣いのブログ

ライカではなく、BMWのほうです(^^ゞ
日々想うことをまったりと・・・

皆様、新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。


さて、年明け最初に選んだテーマは、洗車に関する、とある論争について。


お題:ワックスか、コーティングか?


このテーマについては、昔から自動車雑誌にも度々取り上げられるけど、最終的には、


・艶と水はじきはワックスが勝る
・作業性はコーティングのほうが楽
・耐久性は製品によって異なる
・どちらを選ぶかはお好みでどうぞ


という、どの記事も判で押したようなお決まりの結論で終わっています。



僕は長年、固形ワックスを愛用してきました。


時間をかけて丁寧に仕上げた時の深みのある艶と、雨が降った時の限りなく球形に近い水玉コロコロは何にも代えがたい魅力。


しかしその一方で、完璧に仕上げるための作業にはかなりの労力と細心の注意を要するのも確か。


固形ワックスの塗装面への乗りは、季節や気温、湿度に大きく左右される。


加えて、塗布したワックスを拭き取る最適なタイミングはとてもシビアで、早すぎるとムラになって後始末に困るし、遅すぎると固まってしまって拭き取りが大変。


また、塗布後しばらくはベタベタしているので、風が強い日や砂ぼこりが舞う場所で作業すると、拭き取りまでの間に細かい砂が付着してしまい、拭き取りと同時にボディに傷が入ってしまうこともある。



そこで、ここ数年は下地を丁寧に整えることに注力して、仕上げはコーティングでさらっと済ませるようになりました。


今まで試したコーティング剤は、Permaluxe(パーマラックス)・TRIZ(トライズ)・スマートミスト・スムースエッグ・ゼロウォーターなど多数。


その中で最も愛用してきたのは、Surluster(シュアラスター)のゼロドロップ。前述のゼロウォーターの姉妹品で、親水系(水玉にならず流れ落ちるタイプ)のゼロウォーターに対し、撥水性をプラスしたもの。


僕が気に入った理由は、作業性がとても良く、拭き上げが楽でムラになりにくいこと。そして、ガラスやゴムにも使えるので、車全体をこれ1本で仕上げられること。


良いことずくめのように思えるゼロドロップの唯一の不満点は、やはりワックスに比べると光沢や艶という点で遠く及ばないこと。


もちろん、下地さえきちんと整えておけば、鏡のようなシャープな光沢は得られるけれど、ワックスのしっとりと濡れたような深みのある艶には程遠い。



そんなとき、今まで試していなかった新しいコーティング剤を、この年末に試してみました。


シュアラスターの「ZERO Premium(ゼロプレミアム)」


ゼロウォーター、ゼロドロップに続く第三弾で、コーティング剤の常識を超える艶がウリだそう。



買おうと思ったきっかけは、ネットショッピングの期間限定ポイント。


最近のネットショッピング(ヤフーや楽天など)は、大量にポイントGETできる反面、そのほとんどが期間限定ポイントなので、次から次に買い物をしないと、何か損した気分になります。


まったく、サイト運営者の思うツボにまんまとハマってしまっているわけで、ポイントに目が眩んで次から次に買い物をしていると大変なことに。自分の懐に見合った買い物をしなければ・・・


話がそれました。


溜まった期間限定ポイントを有効活用しようと、ちょっと値段が高めで今まで購入をためらっていたこの製品を、年末年始の休みを利用して試してみようと思ったのでした。



・・・使用してみての感想です。


・光沢と艶は、メーカーの謳い文句どおり固形ワックスに迫る
⇒あえて主観的に数値化すれば、
固形ワックス10 > ゼロプレミアム8 > ゼロドロップ5 > ゼロウォーター4
という感じです。


・作業性は、これまでのゼロシリーズと比較すると若干悪い
⇒艶成分のせいか、ムラになりやすいです。僕は、クロスを固く絞って水分と馴染ませながら拭き取り、最後に仕上げ用のクロスで艶出ししています。


・ガラスやゴムには使用できないので若干の注意が必要


・・・という感じです。


写真ではかなりわかりづらいですがこんな感じ。


M3_Zero Premium


ディーラーのスタッフさんによれば、ショールームの展示車両より綺麗だそうです。半分お世辞でも、ありがとうございます。


というわけで、ワックスかコーティングかという論争について、僕の中では一応終止符が打たれました。当面洗車の仕上げには、これを使っていこうと思います。



ちなみに、雨の大晦日も、霧の元旦も、自宅マンションの駐車場でひたすら車を磨いて過ごしました。


まさに、洗車に終わり、洗車に始まった一年です。


あらためまして、蜜柑号ことM3ともども、今年もよろしくお願いいたします。



元旦の朝、初日の出を撮影しようと外に出たら、一面の真っ白な霧にびっくり。天気予報では霧の可能性について全く触れられていませんでした。


霧の2016年元旦


太陽が出るはずの時刻の、東の空です。この霧は元旦の午前中いっぱい続きました。