あわや大惨事 | M3遣いのブログ

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ライカではなく、BMWのほうです(^^ゞ
日々想うことをまったりと・・・

昨夜、眠ろうとしていつものようにベッドに腰を下ろしたとき、なぜか枕の下が気になって手を入れてみた。今考えても、なぜそこが気になったのか、よくわからない。枕の下に手を入れるなんてことは、普段の生活ではまずやらない。


しかし、昨夜はなぜか気になって、枕の下に手を入れてみると・・・


なんと、濡れている!びしょびしょまではいかないけれど、じっとりと濡れた感触が手のひらほどの大きさで広がっていた。


「ああ、ついにこの日がきたか」と、なかば感慨深く、静かにその事実を受け容れる。気になったのは、「虫の知らせ」?ん、なんか、使い方間違ってますよね。


じつは、僕が使っている枕は、ウォーターピロー、平たく言えば、水枕。


寝つきの悪い自分にとって、理想の枕に出会う道のりは長かった。大小さまざまの天然そば殻枕に始まり、マイクロビーズ、低反発、パイプ枕、羽根枕など、ありとあらゆる枕を試し、最後にたどり着いたのが、ウォーターピロー。


中に水を入れて使うので、水の量で自分好みの高さに調節できる。枕の表面が一定以上熱くならず、特に夏、快適。水による重量のため、枕の位置がずれない。


この枕にして以来、自宅での睡眠の質が間違いなくワンランク上がった。しかし、ネガもある。それは、「水漏れのリスク」。


確か、購入した時の枕の説明書にも、「注入口のパッキンは、劣化して水漏れを起こす可能性があるので定期的に交換してください」と明記してあった記憶が。


しかし、購入以来パッキンは一度も交換していない。確か、5年以上は使ってるはず。・・・こういう時、家計簿をきちんとつけていると便利。ちょっと調べてきます。


お待たせしました。調べてびっくり。なんと購入日は2006年7月5日。8年以上、同じ枕を何のメンテナンスもせずに使い続けてきたことになる。


まあ、水漏れしても当然か。でも、水漏れの箇所は、注入口付近ではなかった。水袋の一部が、劣化か衝撃によってほんの少し破れてしまったのだろう。


それにしても、一気に破裂などして、ベッドの上が大洪水にならなくてよかった。自分の頭の周りが8年前の水で満たされる光景は、あまり想像したくはない。


とりあえず昨夜からは、控えの枕でしのいでいるけど、こんなに気に入って使っている枕だから、できれば同じ商品をまた使いたい。


そう思って以前と同じようにネットで検索するけど、商品も、作った会社も、販売店さえも跡形もなく消えていた。


仕方がないので、現在売られているウォーターピローのうち、最もネットでの評価が高い商品を注文する。価格は、8年前に購入したやつの、およそ5倍。もったいないなぁ。


でも、一度この手の枕の快適さを知ってしまうと、なかなか普通の枕には戻れないです。睡眠不足に悩んでいる人は、枕が原因のひとつかもしれません。一度検討してみてはいかがですか?