昨夕、M3がようやく帰ってきた。日曜日に修理に出して、5日ぶり。とても寂しかった。仕事帰りに車を受け取ってその足で洗車場へ。本当はもっと丁寧に洗ってあげたいけど、仕事着のままだから、我慢してお手軽コース。服が汚れるのが嫌なわけではなく、ベルトのバックルでボディに傷を入れてしまう心配が。
一夜明けて5月3日(祝)。世間ではゴールデンウィークとか。例年なら、渋滞と人出の多さを敬遠して外出は控えるところだけど、久々に相棒が戻ってきたので乗りたくてしょうがない。
朝から、渋滞の発生方向と逆を目指し、海へドライブ。リュックサックに、コンデジと、本を一冊『女のいない男たち(村上春樹)』。上着は、・・・いいや。
インターに向かう下りの大渋滞を横目に都市高速を北上。最高に、気持ちいい。サンルーフも窓も開けて、風を感じながらM3を駆る。BGMはPerfumeの「Dream Fighter」。
目的地の海辺に到着して、堤防に腰をおろし、途中のコンビニで買ったサンドイッチをほおばる。テトラポッドに砕ける波しぶきが時々かかるけど気にしない。ここは、高校の時部活の夏合宿で来た思い出の地。変わらない景色にほっとする。
お腹が満たされたところで、カメラ片手に海岸沿いをゆっくりと散策。
石ころだらけの浜辺で、戯れに石を積み上げてみた。波はけっこう荒いのに、平らな石が多い。すぐ近くの断崖が柱状節理なのと関係があるのかな。あっという間に、17個の石のタワーが出来上がり。記念にパチリ。撮り終わったらすぐに解体。自然に戻す。
展望台に上る道は、まるで登山道。幾重にも重なる木陰の隙間から洩れてくる陽の光。ピンホール効果で、まん丸の光の輪がいくつもできてとても綺麗。ちなみに、日蝕のときは、欠けた形がそのまま映る。いつかそれもカメラに収めてみたい。
途中でタンポポの綿毛をいくつも発見。この地のタンポポは、耳かきの先みたいな種類。もうひとつの、立体造形みたいなやつも、両方好き。
M3との久々のドライブを満喫して、夕方の渋滞が始まる前には帰ってきた。夕食の支度をしながらカーテンから射し込む赤い光を感じてベランダに出てみると、今日は夕焼けも綺麗。
見上げると、夕闇に浮かぶ小さな三日月。そこに福岡空港を飛び立った飛行機が月をめざして一直線。
撮れるかな、と思いつつ、置きピンでタイミングを合わせて1枚。手持ちにしては、まずまずかな。今日は、しっかりリフレッシュできた一日になりました。