今日は、4台目の愛車を紹介。日産スカイライン(R30)GT-EXターボ ポールニューマン。これも、写真はカタログからの流用です。このクルマは、17台中、唯一の個人売買で知り合いから譲り受けたもの。金額は50万円。学校を出て仕事に就いて、初めて購入したクルマでもある。
エンジンは、L20ET(145PS)。日産のエンジン表記はとても分かりやすい。LはL型エンジン、20は排気量(2,000cc)、Eは燃料噴射がキャブレターではなく電子制御インジェクションという記号、Tはターボ。例えば、R32GT-Rの搭載エンジンはRB26DETTだが、RB型の2,600ccで、ツインカム(D)、インジェクション仕様(E)のツインターボ(TT)。見ただけで仕様がわかる。
L20ETは代表的ないわゆる「ドッカンターボ」。加速しようとアクセルを踏むと、踏んだ直後は「あれ?どうしたのかな」というくらい加速しないが、踏み続けていると急に、「ドカーン」と、まるでニトロを噴いたように爆発的な加速をする。(ニトロの経験はゲーム上で(^_^;))
R30の頃のスカイラインは、4ドアはセダンのみ、2ドアがサッシュレスのクーペというラインナップだった。あこがれはもちろん2ドアのRS-TURBO(通称鉄仮面)だったが、高くて手が出ず。でも、バブル全盛期に世に出されたクルマらしく、最上級グレードでないにもかかわらず、雨滴感知式オートワイパー(結構優秀でした)や、サスペンションの切り替え(HARD→NORMAL→SOFT)まで付いていた。
ちなみに、17台中、ターボ車に乗ったのはこのR30と、7台目のRX-7(FC3S)の2台のみ。ターボの爆発的加速はそれはそれで面白かったけど、自分はやはり、NA(自然吸気)の、アクセル操作にリニアに反応してくれる素直なレスポンスのほうがお気に入り。
特にワインディング(峠)では、NAならではの、手足の先にタイヤがついているような人車一体の走りが満喫できる。
現在は猫も杓子もダウンサイジング過給(エンジンの排気量を落として、ターボでパワーを捻り出し、低燃費の帳尻を合わす手法)で、わが愛するBMWもその例外ではない(M3も4,000ccNAから、3,000ccターボへ)。
けれど、トップエンドまで淀みなく回る自然吸気と比較すると、過給エンジンの高回転フン詰まりは、どうもしっくり来ない。もちろん、街乗りなどの普段使いでは燃費も稼げるし何の不満もないのは理解しているんだけど。
今のM3も、調子はすこぶる良いけどもう12年目。もし、この先深刻なトラブルに見舞われて乗り換えを検討せざるを得なくなったら、自分はどうするだろう?
マニュアル(MT)はまず確定。そうすると選択肢は限られてくる。最新のM235i?それとも、NAを重視して、E92_M3?でもV8でハナが重そう。左のマニュアルなら、M3一択しかない。妄想は果てしなく続くのでした。
あっ、妄想でひとこと。ただいま上映中の、「LIFE!(ベン・スティーラー主演)」。面白かったです。もうすぐ上映終了らしいので、まだ観ていない人はぜひ!

