Facebookが何年か前の今日を教えてくれる写真が出てきました。
2020年9月の自分と、その4年前ということは、2016年のわたしが出てきました。
40歳→44歳、そしていま49歳(あと数日で50歳ですが40代の最後の1秒まで49歳と言い続けます
)です。

並べてみるとこうなりました。
偶然なのか、必然なのかは分かりませんが、
似たような色味の服や、柄物という組み合わせ。
こうしてみると好きな雰囲気というのはあまり変わらないのかもしれませんね。
2016年は骨格スタイルアドバイザーになって間もないころで、まだ会社員でした。
この写真は診断用に分かりやすく撮った写真です。
自分に似合う服の形や素材、丈感やサイズ感を知って選んで組み合わせるだけで、
こんなにも見え方が変わるものだと、今見ても衝撃です。
こんな風に、同じ服の中には、
似合うもの、似合わないものがあって、
でも似合わない中には好きなものもあったり、
似合うものだけ着てもなぜかダサかったり、
「もう、なんでなん!」と思ったりしたけど、コーディネート術を学んだことがわたしにとっての突破口になりました。
(骨格的に似合うアイテムばかりで組み合わせたけど、なんだかあか抜けないと悩んでいた頃です。)
この学びは自分と向き合う時間でもあり、
自分を研究する時間でもありました。
そして、オシャレの悩みが解決したのは、
<アイテム>と<アイテム>と<わたし>の掛け合わせで決まるということを落とし込めた時でした。
(ここでの向き合いがのちのわたしのコーディネートを楽しむ日常につながっています。)
ここを抜けてからは、「自分に似合わないアイテムでもどう組み合わせたらよく見えるか?」が分かるようになりました。
(抜け出せる前)
(抜け出せた後)
(抜け出せる前)
(抜け出せた後)
(抜け出せる前)
(抜け出せた後)
この10年を振り返っても、以前は同じ色や形の服ばかりでしたが、年々、選ぶ服はカラフルになり、柄物も増えてきて、
何歳だからとかを理由にして服選びの枠を決めることがなくなりました。
以前はきっと無難さを最優先していたのだと思います。
今は比較的自由な立場であることももちろんあるとは思いますが、
わたしが何かのきっかけを与えることができるなら、
それはそれでうれしいことですし、
そう思ってもらえることが一つ願いでもありました。
近くにいる方が、わたしを見て、なんでもありなんだなと思って、色物にチャレンジしてくれたり、
黒しか着ない方が、柄物にチャレンジしてくれたりするのは、嬉しいことなんです。
骨格スタイルアドバイザーになってから10年経ちますが、いろんな人との出会いはもちろん、
その人が自分の魅力に気づいた時の笑顔を真っ先に見れることが、いまでも一番嬉しいです。
「オシャレは気力です。
年をとったらオシャレをすることは、とてもいいことです。気持ちがシャンとするから。」
やなせたかしさんの言葉がじんわり染み入ります。
わたし自身も年々、
より着心地の良い服、
より気分が上がる服、
より気持ちがいい服、
に気持ちが動いています。
この気持ちの変化と、
体型や髪型、顔色の変化とも付き合いながら、
気力でオシャレを楽しみたいと思います。
そして、これからもたくさんの人を巻き込んで行って、元気な人を増やしたいと思います。