同じようで毎日は違う。
やりたいことはできているはずなのに、どこか足りないような、もっとできることがあるような。
この“なんだか分からない漠然とした不安”って、時として襲ってきたりしませんか?
もうこんな時はこの不安からすぐに逃げることだと思うのです。
これを感じた時こそ、「わたしを喜ばせる好きの棚卸し」をやって、気持ちのスイッチをしてみませんか?
棚卸しは、「自分がどんなことを好きで、どんな時間が心地よいのか」を丁寧に見つめ直す時間になります。
「自分の好き」を言葉にしてみるシリーズの第2回目です。
第2回のテーマは「もの」。
日々の中で、「わたしを喜ばせるものたち」を写真と一緒に記してみました。
わたしを喜ばせる好きの棚卸し
NO.2 わたしを喜ばせるモノたち
1.ブルーのデニムパンツ
10代のころから大好きだったデニムパンツ。
その頃は“太ももが太い”とか、“足が気になって”とか、
いろいろ気にしてかっこよく履きこなせたためしがなかったブルーのデニムパンツ。
変わらず今でも大好きです。
何かを気にし過ぎていた頃より、自分の好きなものを手に取れる今の方が幸せ度が高いかもしれません。
履くだけでカッコよくなった気がする。
足を通した瞬間ちょっと体も気持ちも引き締まるけど、しっかり自分の身体に馴染んで味のある1本になる。
自分と共に成長してくれる感覚をくれるアイテムです。
2.生地のいいタイ付きブラウス
40代に入ったころから“シャツ”よりも“ブラウス”の方が好きになりました。
シャツにない柔らかさと女性らしさをパッと作れる雰囲気アイテム。
タイ付きを選ぶと、1枚でカッコよくも、可愛くもキマルのでお得な感じがして好きなんです。
“一枚でちゃんとして見える”というのは忙しい日の服選びにはもってこいアイテム。
生地がいいものを選ぶと肌触りではノンストレス。
動くたびに風を含んで生地が揺れたりするのも楽しい。
「見た目と感覚のどちらも裏切らない服」って、ちょっと信頼に似てるなって思います。
3.透明度を感じるクリスタル
天然石全般好きだけど、中でも透明感を感じるクリスタルが一番好きです。
石の中に世界が詰まってる気がする。
これまでのその歴史を考えると、出会えたことが奇跡だとさえ思える。
クルクルと回してみると、クリスタルの中に虹を見つけたりもする。
ただただ美しいその様子を見るだけで、ふっと気持ちが軽くなる。
モノというより、叡智をぎゅっと詰め込んだ天からの贈り物みたいな存在。
4.アシンメトリーのピアス
ピアスは26~27歳の時にあけました。
“ピアスをあけると運命変わる”って噂話的な…聞いたことありますか?
わたしは離婚をきっかけに、人生変えたくてピアスをあけました。
“耳に穴をあけるなんて無理”と思ってた自分が自分を超えた瞬間だったな~(笑)
でもあけて大正解でした。
人生変わるってのも大袈裟な話ではないくらい、ピアスがお守り的なアイテムになった。
色んなピアスを集めて、お守りのように毎日つけた。
たくさん集まったピアスを見て、好きなやつは全部アシンメトリーだったことに気づいた。
顔周りがちょっと華やぐだけじゃない。
どんな時でも一緒に乗り越えてきた分、「なんだかイケてるわたし」になれる特別なアイテムです。
5.着やせするジャケット
ジャケットも食わず嫌いみたいに、“わたしは似合わないから関係ないアイテム”から、
“わたしのコーデが完成するには欠かせないアイテム”にまでに変わったもの。
ジャケットを羽織って、鏡の前で「うん、悪くない」って思えるだけで気分が変わる。
形や質感、ラインが整ってると、心まで整う。
服ってやっぱり、自分にかける魔法のひとつだと思う。
こうして「わたしを喜ばせる好きなもの」を振り返ってみたら、
服とかピアスとかクリスタルとか、身の回りにあるものばかりだった(笑)
これって小さくまとまってるわけでもなくて、
わたしが「好きだな」と思えるモノって、実はもう身の回りにちゃんと揃ってたんだなって思います。
「これでいいのかな?」って思って焦ったり悩んだりする時って、外側からの目で測ってしまってるんでしょうね。
「もっと何かを探さなきゃ」って思ってたのに、本当はすでに手の届くところにあったんですね。
なんだか、いい気づきですよね。
書いててホッとしたし、自分のことをちょっと信じられた気がしました。
あなたは、あなたの気分を上げてくれるもの、今そばにありますか?
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