トランプさんが銃撃されたそうですが、このニュースに関しては、何をどう考えたらいいか全然わかりません。

 

今アメリカの大統領選では、トランプさんかバイデンさんか、どちらを選ぶのかが問われています。どちらかというと、高齢で限界を超えているんじゃないかと思われているバイデンさんの方に退場してもらいたい人が多いんじゃないかと思います。

 

それでもバイデンさんを起用し続けようとする人もいて、そういう人が決定権を持っているということかもしれません。バイデンさんが亡くなっても、ミイラ化して大統領として起用し続けるんじゃないかという空想が働くくらいです。

 

トランプさんの方はまだ若くて元気そうだから、どういう方向の仕事かは別にして、仕事はできそうに感じられます。でもトランプさんを選ぶのもどうかなと思う人はいるでしょう。

 

人間の内容だけを考えると、アメリカ社会にも、他に選択肢はあると思いますが、そういう人は全国的な知名度を持っていないし、選挙資金も持っていないので、大統領候補に名を連ねることができないんだと思います。

 

ロバート・ケネディ・ジュニアさんは、有力な団体からの支持が得られないだろうし、激しいネガティブ・キャンペーンを仕掛けられていて、有力な選択肢として見られることがなくなっているようです。

 

どっちに転んでも大資本のエージェントで、庶民のための政治が行われる可能性がない、というのは、かなり絶望的状況です。

 

もう連邦を解体したらどうだろう、というふうにも思ったんですが、解体という極端な形をとらなくても、単に州の権限を強めて、連邦の権限を弱めることを考えたらいいのかもしれません。

 

外交交渉をするのに、アメリカ1国が旧連邦の50か国に増えると、それだけ大変になるので、1国にとどまってくれている方が外国としては助かるかもしれません。

 

連邦の権限を弱めて、州で決められることを増やせば、州知事を誰にするかを決めることで、大きな変化をもたらすことができるかもしれません。州知事になるのは、連邦の大統領になるよりは簡単なんじゃないでしょうか。

 

 

日本の場合も、エスタブリッシュメントを固定化する意向が強くて、今だと必ず自民党を選ぶように各種の工作が行われています。

 

本当に有能な人がいて、いつもほれぼれする見事な工作を仕掛けてくるという感じではなくて、やれることは全部やるみたいな、絨毯爆撃的な工作が行われているように思います。

 

ターゲットにされた人は、あらゆる面から多様な攻撃が飛んでくるのでたまったものではないですが、そういうことはいつもあると考えておかなければならないんでしょう。

 

山本太郎さんは国会で絶対に居眠りをしたらダメだと、眠い時は足をつねりながら起きているそうです。なぜかと言えば、居眠りした途端に、それを攻撃の機会として利用される可能性が高いからです。他の人が居眠りしているかどうかは関係ありません。自民党と手を結ぶ可能性がなく、逆らってくる野党があったなら、攻撃する可能性以外存在しません。

 

大石晃子さんは、牛歩や壇上の不規則発言という、処罰を受ける可能性がある行為に関しては、やるときは大胆にやっていますが、計画する時は慎重にしているそうです。

 

というのはペナルティーを被ると、それだけ自分たちの勢力が削がれる危険があるからです。その危険を冒してでもやる価値のある時、やらないといけないと思われる時、そういう時だけ反発の大きい行動を企画するそうです。

 

そして自民党が信用を失った時には、受け皿として自民党と裏でつながっている政党を置いておくというアイデアもあり、実践されているでしょう。

 

票を割る存在というのも用意されることがあり、ライバル陣営と重なる候補者を出して、票が分散するように仕掛けるのだと思います。

 

こういうことは一式仕掛けてくると事前に予想がつきます。それを乗り越えられるだけの結束力やエネルギーを、普段から運動に蓄えていかなければならない、ということかもしれません。