郷原信郎さんが落選運動を開始したみたいで、駅で演説している動画が上がっていました。

 

熱い訴えで、感動しました。横浜市長選挙と甘利さんの選挙区で落選運動をした経験が生きて、どんどんうまくなっているのかもしれません。

 

弁護士の仕事をされているので、弁が立つのは当たり前かもしれませんが、多くの人の心に訴える演説というのは、ちょっと勝手が違うんじゃないでしょうか。

 

事実を押さえて話す部分に関しては全く心配がないので、わかりやすく、気持ちを込めて話せるかどうかというところだけが焦点だと思いますけど、そこも問題なさそうです。

 

続けて、山口さんも演説されていましたが、こちらも力が入っていて、いい演説でした。郷原さんが場を盛り上げた後ではやしにくいかもと思いましたが、そんな心配は不要で、自分の持ち味を生かして話されていたと思います。

 

小池さんがエジプト政府に支配されているとか、エジプトは軍事独裁政権でロシアや北朝鮮のような国だ、と言っているところは踏み込みすぎじゃないかと思いました。その場にいた人たちは、政治に関心がある人で、そんな説は聞いたことがある人たちだったのだと思います。会場は盛り上がっていました。しかし一般の人が聞いたらついてこれない人もいるかもしれません。

 

法律の取り決めにより、選挙期間中の落選運動は、一人でやらなければならないそうですが(団体での政治活動が制限されている)、具体的にどうすればいいかが説明されていました。

 

郷原さんたちが作ったチラシを集合住宅のポストなどに入れていくことがいいようです。

 

街頭に立って一人で演説してもいいのかもしれませんが、小池さんがおかしいと思っても、何がどうおかしいのか即興で説明できる人はそう多くはないかもしれないし、わかりやすく、魅力的に説明することも、なかなか難しいかもしれません。

 

 

チラシの内容を読んでみましたが、山口さんが言っていたことはチラシの内容を忠実に反映したものだったようです。

 

エジプトのエージェント説が、見出しにもなっています。

 

これはどうなんだろう、伝わるんだろうか。

 

具体例を挙げて、都政を私物化していると言えば、多くの人に理解されるような気がしますが、外国のエージェントと聞くと、それを言っている人の方が怪しく見えるということもあると思うんですが。

 

それにエジプト政府と協力関係にあるのと、エジプト側に立って日本に損害を与えているというのとは、かなり開きがあると思います。エージェントと言えば、後者の方を想起させますが、そこまでじゃないような気もします。