最近、原口一博さんの配信に、ニックネームもしくはハンドルネームがどらえもんという方が登場しています。原口さんは縮めてどらと呼んでいます。

 

今まで聞いた内容を総合すると、早稲田大学とハーヴァード大学で勉強されて、国会議員の秘書をされている方であるようです。何かの点できつくて長く務められる人がなかなかいないという菅直人さんの事務所で在籍期間で歴代最長記録を持っているということを聞きました。

 

話される内容を聞いていると、石井紘基さんが追求していた課題を引き継いでいるように感じられます。どういう利権があり、誰がどのように関与しているかにかなり詳しくて、急に何かの話を振っても、すぐに答えが返ってくる感じです。

 

原口さんとどらさんの会話の中で、先日の予算審議の中で、安住さんが果たした役割について高く評価する内容がありました。

 

自民党との交渉の中で、安住さんが勝ち取ったものは、結構いいものが多い、なかなかよくやった、という評価になっていました。

 

どう良かったかというと、多分、(了承しているので自分では気が付いていないものの)自民党にとってダメージとなるものが多くあった、ということだと思います。

 

それを呑んでしまったら、後々行き詰まるよ、というものを安住さんが相手に呑ませているということなんだと思います。交渉の場では、自民党側は自分たちの利益となることを相手に呑ませた、自分たちが譲ったところは大したものではないと思っていたのだと思いますが、実は後々困ることを了承させられていたということのようです。

 

原口さんやどらさんから見ると、一見そうとはわからないように見せかけて、相手の困ることを了承させている安住さんの手腕はなかなかのものに見えるし、そのやり方は陰湿だとも言えるので、安住さんを敵にすると嫌だなと思われるようでした(後半の感想は原口さんの感想)。

 

国会対策については、辻本清美さんが本を書いているのですが、僕は読んでいないので、読んでみようという気になりました。

 

リベラル派の評論家や、れいわ新選組では、国会対策という形で、自民党と野党が談合をしていることに対して、否定的で、プラスの価値は何もなく、マイナスの価値しかないという意見を述べているので、そこの部分で、立憲とその他の野党が分断されてしまっています。

 

明らかにコミュニケーションの不全が見えるのに、橋を架けようとする人が見当たらないことが問題じゃないかと思います。