森永卓郎さんが新刊を出されましたが、入院中の病院で録音した音声を息子さんが編集して本にまとめたそうです。

 

目次を見ると、複数のテーマに渡っているようです(4つかな)。

 

以前に森永卓郎さんがユーチューブ番組に出られた時に言われていたのは、死ぬまでに竹中平蔵さんが何をしたかを書いて出版したいということでした。

 

ザイム真理教でも、出してくれる出版社がなくて探し回らないといけなかったそうですが、竹中さんの本も同じようなことになるかもしれません。しかしそれを何とか実現したいという話でした。

 

それを覚えていたので、新しい本の中身が、竹中さんの話ではなかったので、どういうことだろうと考えました。

 

きっと森永さんは、竹中さんが概略何をしたかについてはもう考えがあるんだと思いますが、本を書く時には事実に基づいて書かないといけないので、調査の必要があり、病院で書けるようなものではなかったのではないかと思います。

 

それで竹中さんの本については、快癒されてから改めて書かれるか、病気で疲弊してそこまでの気力がないということになれば、息子さんまたは他の方が引き継いでくれるという流れかもしれません。

 

だいたいこういうことを考えているという内容だけ、本という形でなくても書いてもらえたら、研究者がそれを見て、仕事を引き継ぐこともできるかもしれません。

 

いろいろ思うところがおありなのだと思いますが、とりあえず回復されるまでは、あまり無理しないで過ごしていただきたいですね。

 

 

堤未果さんの新書が、今月末に出るみたいです。幻冬舎じゃなくてPHPだったので買いやすいかもしれません。

 

今回の本は、特定のテーマに集中したものではなくて、雑多なテーマを取り扱っているように見えました。

 

多分、物の見方や問題に向き合う姿勢を提案する内容になっていて、各テーマは題材として持ち出されているということじゃないでしょうか。

 

内容紹介を見ると、コオロギ食、政府の投資呼びかけ、水道管の老朽化、預貯金がターゲットに、本の検閲、通信インフラの外資への委託などのテーマが並んでいます。

 

聞いたことがある内容だと思うこともあれば、初めて聞くこと、問題の存在は知っていたけど背景を知らないものもあります。自分が知らないでいることをフォロー・アップする目的で読んでみたいなと思いました。