一周年記念ではなくて、その半分の半周年記念のキャンペーンが行われて、お金が大盤振る舞いされていました。

 

育成がなかなか進まないので、育成アイテムも貴重だと思いますが、僕はほとんどをガチャに使いました。でも全く収穫がなかったので、お祭り気分は急速にしぼんでしまいました。

 

リセット・マラソンという言葉があるみたいですが、くじ引きの結果が思わしくないと、リセットしてやり直すテクニックがあるんでしょうか。どうすればそれができるのか僕はわかりませんし、そもそもやっていいものかどうかも知りません。さらに僕は面倒くさがりなので、やり方を知っていてもやるかどうかはわかりません。スカイリムのモッド導入を考えたものの、面倒くさくなってやめてしまったくらいなので。

 

最近はほとんど何も当たらない状況ですが、最初の頃は結構当たっていたので、今の状態でもたくさんキャラクターがいます。育成が簡単ではなく、一軍メンバーでも太刀打ちできない厳しい戦闘が多いので、二軍メンバーの出る幕がなくて、戦力としては、増員があってもあまり意味がないような気もします。ただ好きなキャラクターがリリースされたら欲しくなるという動機です。

 

本当は、ストーリーでは去っていくキャラクターがいたり、新しく入ってくるキャラクターがいたりするので、それに合わせてメンバーを入れ替えたいのですが、そのキャラクターを持っていなかったり、二軍と入れ替えたら能力不足で戦えなかったりするので、ストーリーで去って行ったメンバーを入れた状態で戦わなければならなくなっていて、ちょっと変な感じはしますが、慣れたら気にならなくなりました。

 

制作者側では、ストーリーと戦闘をつなげる工夫をしているみたいで、戦闘に行く状況をストーリーで作ってから戦闘を入れるという感じにしてあります。しかし敵が強すぎて、数日間、育成を経てからでないと先に進めない状況が起きたり、先ほど言ったような、ストーリーと合致しないメンバーを使っていることもあって、ストーリーと戦闘が分かたれている感覚になってきます。ノベル・ゲームとターン制コマンド・バトルの二つのゲームをやっている感じになってくるわけです。

 

難易度については、工夫して準備すれば強敵にだって勝てるという要素がないと、楽しくないという方がいて、そういう方に合わせて難しくしてあるんじゃないかと思えるのですが、それだとライト・ゲーマーがついていけなくなる、ということもあるんだと思います。

 

メイン・ストーリーは簡単に突破できるようにして、タワーのような強敵と戦って報酬を得るコンテンツで、難易度を上げるやり方が、常套手段なんじゃないかと思います。その二重構造はあるんですが、このゲームについては、メイン・ストーリーに付随する戦闘も厳しめになっている感じがします。(難易度変更の機能はありましたっけ?)

 

もしかしたら、意図的にやっているわけじゃなくて、難易度調整というものが、そもそもそう簡単なことじゃない、という問題なのかもしれません。

 

スタミナの上限を上げるとか、調合(アイテム・クラフト)に必要な素材の削減とか、調整が入っていますが、厳しいので緩和してほしいという要望を寄せた人がいたからのようです。

 

厳しくして面白くしよう、という意図ではなくても、仮にこの辺と決めた基準が、少なくないプレイヤーにとって厳しかったという結果が出て、後から対応しなければならなくなる、ということがあるのかもしれません。

 

多分、このゲームの制作者は、面白い戦闘を実現することと、美麗なグラフィックを提供することを一番に考えているんじゃないかと感じられます。

 

シリーズとしては、クラフト要素も大事なので、それも重視されているとは思うんですが、他の作品に比べると、プレイヤーの選択肢が少なくなっているみたいなので、結果としては、マニアックな人の要求にはあまり応えられていないかもしれません。

 

僕の好みとしては、美麗なグラフィックに関しては歓迎なんですが、戦闘が難しすぎて苦労しています。そしてこれはスマホ・ゲーム一般の問題かもしれませんが、プレイヤーのペースではできないで、提供側のペースに引きずられるという部分があります。

 

疲れたのでこの辺でやめよう、というのはプレイヤー側の都合ですが、もっとやりたいのに戦力不足で先に進めないとか、毎日報酬が出るので、疲れていても毎日の作業はやっておかなければならないとかは、提供側に由来する拘束です。

 

付き合ってられないから、この辺でやめる、とわがままを言えるようだといいですが、ついつい周りに流されるタイプの人だと、勧誘されたらその通りにしてしまうかもしれません。

 

人の時間をどこまでも取らないでほしい、プレイヤーの生活を尊重してほしい、ということは、要求としてはあるんじゃないかと思うんですが、ゲームが好きな人はもっと濃密な体験が欲しいという要求をすると思うので、後者に注目し期待に応えようとすると、前者の希望とは反対の状況が生まれます。

 

幅広い人の期待に応えようとして、両方に対応しようとすることが多いと思うんですが、それだと八方美人になるのかもしれず、ひとつで万人に対応するのではなくて、棲み分けをすればいい、ということかもしれません。

 

スマホ・ゲームは、細切れの時間でできるという要素もあるみたいですが、時間(とお金)をどんどん吸い取る要素もあるように思えます。どこに注目してのことかわかりませんが、スマホ・ゲームは(できる限り)やらないという人もいますね。