キン肉マングルメ -7ページ目

キン肉マングルメ

 京都を食べ歩く廃人の日記

~第3話~ 木下めろん

 

 

 

初めて入る喫茶店の中でとあることを考えていた

 

「 あ あの ツナサンドのセットもろていいでうか}

 

いまだに慣れない関東弁はうまくできんな

 

あたまの中では整理できてるのになぜだ

 

 

 

 

 

 

わたしは現在 会社に転勤届を申し出て関東にいる

 

 

 

 

もうあれから15年だ

 

私は支部長を任せれ 白髪交じりになったが結婚しあたらしい命も授かってる いまではステキパパである

 

 

 

明後日 松永の本社で末次の新社長就任の祝いがあり呼びだされいる

 

 

 

 

ついに彼が社長かぁ

 

 

人を喜ばせるのが大好きだったもんな

納得の世代交代だ!

 

 

 

 

すでに私は盛り上げるため

没収された獣神ライガーのマスクをあたらしく購入していた

 

 

 

 

実はこのマスクはサンダーライガーになる前の物なのでプレミアがついており今では15万を超えるものだったが

 

彼はこれがどれくらい高価なものかわかっているはずだ

 

 

これくらいの媚はうっておこうとマスク見ながらはにかんでいると

 

 

わたしは喫茶店の常連客からそれ以上のハニカミを得ていた

 

 

 

 

元々顔立ちの悪い私は、かわいい照れた顔ではなく

真っ赤な阿修羅のようのな顔で会釈をして店を出た

 

 

 

 

 

 

 

~当日 松永駅~

 

 

 

この日、もう一つやることをプログラムしていて

 

 

今なら あの溝に花を添えられるだろうと・

 

 

これはわたし自身のなにかをクリアする行動だった

 

 

 

 

 

 

駅の南口を降りた前のスーパーで小さな花を購入し

なんだか難しい気持ちになりならがら現場へ向かったが

 

おそらくこういう時も

阿修羅の様な表情なのだのだろうと自分でもわかっていた

 

 

 

 

溝に着くと、とりあえず手を合わせ

 

 

 

 

スーパーで購入した花を置き

 

 

新幹線の中で描いた便箋を置いた

 

 

 

 

 

 

 

下ごしらえに使ってはいけません!

 

 

 

ミル付きペッパーです

 

 

最後の香り付けとパンチ不足の時の帝王です

 

 

 

 

中身は

 

ブラックペッパー

ホワイトペッパー

ピンクペッパー

グリーンペッパーです

 

4人揃ってミックスペッパーとなっています

 

 

 

ブラックペッパーのみのスピンオフ作品も上映されています

 

 

 

フタ付きなので粉が散ることもありません

 

 

 

 

んでこのフタあけるとすごい香りなのですが

 

 

 

 

 

 

ためしにこれと比べて見ました

 

 

 

 

 

圧倒的にミルペッパーの方が香り強いです

 

おかしい・・・・

 

 

 

ミルペッパーに入ってるのは玉のままの状態なのに

 

 

ミルの刃に砕けたやつが残ってるんやろか・・・

砕いてから香りするんやないんかい・・

 

 

 

わたしはこういうのに詳しくないのですが

削った直後が香り高いと思う教の信者です

 

 

 

 

このような都市伝説も語られる追いペッパー

 

 

 

 

冒頭で触れたように下ごしらえに使ってはいけません

 

特に肉に単体で使うことは許されません

 

 

最後の一振り特化型です

 

 

 

 

おすすめはー

 

ステーキ以外だと―

 

ちゃんぽん麺

 

チーズを使う系

 

レンコン、じゃがいも系

 

とかでしょうか

 

まぁ基本の調味料なのでなんにでも

 

 

 

 

ペッパーは大昔からインドから輸出され

大航海時代にさらに盛んになったと記憶してます

 

当時は金やシルクと同格だったとかなんとか

 

 

 

 

 

ここでクェスチョンです!

 

 

 

 

 

あんだけスパイスの種類あるインドから

こしょうだけが日の目をあびたのは

 

いったい なぜなのでしょうか!

 

 

 

 

 

 

 

 

うちは知りません

答えおしえてください

 

うちの答えは安いからではないかと想像します

 

 

 

現代でもユーラシア以外の大陸のスパイスはコショウがメインなイメージ

 

 

 

 

今回紹介したミルペッパーは

カルディにて300円ほどです

 

 

 

大きさはこれくらい

 

 

 

わりと大容量ですね

 

 

では よいスパイスライフを!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~第2話~ 小さな花

 

 

 

3時間後 警察署をあとにした

 

正直ほっとしいる

 

 

 

 

 

警察官はわたしを疑うことなく意見聴取というかたちで

「ご協力感謝します」 と言ってくれた

 

 

 

 

最後に念のためにカバンの中を見られたが

 

『これは・・・・ 覆面かね?』

 

「いいえ獣神ライガーのマスクです」

 

 

『・・・・・まぁ 怪しくはないでしょう』

『いちおう写真だけ撮っておきますので』

 

 

「あ はい」

 

 

この流れの時は少々怯えたが、乗り越えた後はスカっとさえする

 

警察官の話によると少年の方は見つかったらしく

この人達も名誉を維持できてほっとしているようだった

 

 

 

帰り際、溝の前を通ると

 

そこには小さな女の子が溝をつついていた

 

 

 

 

 

まさか 木下めろん・・・ちゃん?・・・・

 

 

 

罪悪感の残っているわたしは こんどこそはと話しかけてみる

 

 

 

 

 

「こんな時間にそんなとこいるとあぶないぞ」

 

彼女は振り返り

 

 

そして消えた

 

 

 

まちがいない めろんちゃんだった ような・・・

 

 

 

 

 

 

まぁ気のせいだな

 

わたしの罪悪感が生んだ疑似映像かもしれない

 

 

 

翌日

 

 

 

出社前にまたそこを通る

溝の前には小さな花が置かれている

 

 

 

 

わしもそこに花を置いてよいのだろうか

 

 

 

 

 

 

罪悪感もありながら これ以上関わりたくないという想いの葛藤があった

 

 

それから毎晩

 

 

 

 

私はそこを通る度に少女を見ることになる