昨日テレビでたまたま見かけた小林旭さん。
日活のニューフェイス時代に人気を分けた、石原裕次郎さんとのエピソードに驚きました。
お2人とも歌手としても活躍されていましたが、
「裕次郎さんは低音の魅力」
「旭さんは高音の魅力」
と対極にあったというのです。
なるほど。
私ら世代は1970年代、ニューミュージック全盛の頃に青春を過ごしましたが、その頃はまさに男性ボーカルがハイトーン(高音)を競った時代でした。
◯さだまさし
◯チューリップ
◯ふきのとう
◯松山千春
そして私の大好きだった“オフコース”。
千春さんなんか、
「わざと真似できないような高い音で歌ってる」
と公言してました。
男子ボーカルの高音ブームは今も変わりませんが、大きく異なるのは、今の男子はファルセット(裏声)を使うこと。
◯米津玄師
◯髭ダン
◯King Gnu
◯Mrs.GREEN APPLE
とかね。
このブームの原点は小林旭さんだったのかもって?
そう考えるとスゴイなと思う。