今日は野球部の「卒部式」でした。
去年は娘が送られる立場でしたが、今年は1年生として送る側です。
午前中は「3年生VS現役チーム」の送別試合。
3年生はまだ受験生でもある一方、現役チームはバリバリ練習中なので、現役チームの圧勝❗でした。
12時半から「卒部式」でしたが、終わったのはなんと5時❗
卒業生全員と、サポートスタッフ、先生方のみんなが、ひとりひとり、野球部への熱い思いを語ったのでした。
涙と笑いでぐしょぐしょになりました。
レギュラーになれなかった子どもたちはその悔しさと不甲斐なさを語りました。
そして何より、
「レギュラーになれず、両親に申し訳ない」
と思っていたことがわかり、私ももらい泣きしました。
そんなことを考えていたのですね。
エースはエースで、すばらしい成績を残したにも関わらず、
「夏の大会の最後の試合で、最終回に打たれて逆転負けをしたことの責任」
について、涙ながらに語りました。
「自分が投げなければ、勝っていたのではないか」
と。
でも一度も負けないチームは、甲子園の優勝チーム、ひとつだけです。
それまでの力投が目に焼きついている私からすると、胸を張っていいと思うのですが、その一敗の責任を背負うのが“エース”なんですね。
エースの彼の涙にも泣かされました。
卒部式終了後、1年生の保護者は保護者会の“役員決め”。
でもうちの代は、ママも親父も、ここまでにそれぞれ仲間関係を築いていたのでもめもせず、極めて民主的かつ平和な話し合いで、30分足らずで決められました。
何だか良い仲間に恵まれて、残りの野球部生活も楽しく過ごせそうです。
親父たちの酒癖は悪いですけどね。
娘があこがれて始まった高校野球の世界ですが。
気がつけば、あと2年なのでした。