ママといっしょがいい | 舌がんと向き合う日々

舌がんと向き合う日々

2016年4月に舌がんに気づき、6月に手術をしましたが11月に早くも再発。
放射線治療と抗がん剤で一時落ち着きましたが、2019年2月再々発。
そんな舌がんと向き合う日々の記録です。
✳私の発病経過は2016年11/8に、ブログ総集編を2023年9/29に、年表は2022年11/5に掲載中。

昨年6月の最初の入院以来、夕方に1階のコンビニでカフェラテを買って、ベンチで過ごすのが日課になっていました。

今回は、手術こそありませんが、口からの栄養摂取が問題で入院しただけに、刺激物にはなかなか手が出てませんでした。

ここ数日、ようやくコーヒーを飲む元気が出てきました。

今日は、「ラテ・ド・キャラメル」
(って何?)

風呂上がりにしばらくのんびりしていると、向こうから小さな女の子の泣き声が聞こえてきました。

見れば、若いパパさんが、3歳と5歳くらいの女の子を二人連れて歩いてきます。

小さい方の女の子が泣きながら、

「ママといっしょがいーいー。なんでママいないのー」

とパパに訴えます。

パパもつらいな。

「ママ、もうすぐ帰ってくるからね。おうちでいい子で待ってようね」

と抱き上げます。

ママがいないとやっぱりおうちは大変だ。
ママといっしょがいいよね。
パパもがんばってるなあ。

でも入院してるママが一番つらいかもしれません。

女の子の泣き声が次第に遠ざかっていきます。

早くママが戻ってくるといいね。