娘がベイスターズファンになり、野球にのめり込んでいったのは、思えば私の気まぐれからでした。
横浜スタジアムの横はよく通りますが、野球を見に行ったことはなかったので、初めて娘を連れてスタジアムに行ったのは、2013年の4月29日。娘が小4のときでした。
勝ちゲームを観せたいからと、当時の最下位のヤクルト戦をわざわざ選んでセットしました。
ところが12対3で大敗!
これが私たちに火をつけてしまい、勝ちゲームを観るまで毎月行くぞと誓いました。
この年、結局初めて勝ちゲームを観られたのは9月22日!になっていました。
中日戦で、8対1の快勝でした。
試合終了後のヒーローインタビューやビクトリーラン、応援団の二次会応援など、勝ちゲームの楽しさを知ってしまった娘は、私もかなわないくらいのベイスターズファンになっていました。
今や二人そろってベイスターズファンクラブに入ってます。
娘は、中学に入り、部活もソフトボール部に入ってがんばってます。
そんな娘が小4の時に、教えられたことがあります。
あまりに負け続けて、勝てそうな気配がない中で、娘がかわいそうになり、スタジアムの帰り道に問いかけました。
「こんなに勝てなくて、スタジアムに来るの嫌にならない?」
すると娘は、言いました。
「父ちゃん何言ってるの。弱いから応援するんだよ。強かったら応援いらないじゃん」
まいりました。
ベイスターズファンの心意気を見ました。