ベイスターズファンの心意気 | 舌がんと向き合う日々

舌がんと向き合う日々

2016年4月に舌がんに気づき、6月に手術をしましたが11月に早くも再発。
放射線治療と抗がん剤で一時落ち着きましたが、2019年2月再々発。
そんな舌がんと向き合う日々の記録です。
✳私の発病経過は2016年11/8に、ブログ総集編を2023年9/29に、年表は2022年11/5に掲載中。

娘がベイスターズファンになり、野球にのめり込んでいったのは、思えば私の気まぐれからでした。
横浜スタジアムの横はよく通りますが、野球を見に行ったことはなかったので、初めて娘を連れてスタジアムに行ったのは、2013年の4月29日。娘が小4のときでした。
勝ちゲームを観せたいからと、当時の最下位のヤクルト戦をわざわざ選んでセットしました。
ところが12対3で大敗!
これが私たちに火をつけてしまい、勝ちゲームを観るまで毎月行くぞと誓いました。

この年、結局初めて勝ちゲームを観られたのは9月22日!になっていました。
中日戦で、8対1の快勝でした。

試合終了後のヒーローインタビューやビクトリーラン、応援団の二次会応援など、勝ちゲームの楽しさを知ってしまった娘は、私もかなわないくらいのベイスターズファンになっていました。
今や二人そろってベイスターズファンクラブに入ってます。

娘は、中学に入り、部活もソフトボール部に入ってがんばってます。

そんな娘が小4の時に、教えられたことがあります。
あまりに負け続けて、勝てそうな気配がない中で、娘がかわいそうになり、スタジアムの帰り道に問いかけました。

「こんなに勝てなくて、スタジアムに来るの嫌にならない?」

すると娘は、言いました。

「父ちゃん何言ってるの。弱いから応援するんだよ。強かったら応援いらないじゃん」

まいりました。
ベイスターズファンの心意気を見ました。